映画「さようなら、僕のマンハッタン」:たまには映画を観ましょうよ
たまには映画を観ましょうよ。
というわけで久々に映画館に行きました。
ポスターの宣伝コピー「サイモン&ガーファンクルが流れると思い出す 今蘇る、あの頃の青春物語」
県内劇場情報
フォーラム山形 上映中 7月5日まで
鶴岡まちなかキネマ(閉店) 7月13日から上映
邦題:さようなら、僕のマンハッタン
原題は「The Only Living Boy in New York」で、Simon & Garfunkel(サイモン&ガーファンクル)の曲「The Only Living Boy in New York(ニューヨークの少年)」と同じタイトルになっています。
サイモン&ガーファンクル
当編集長が一番好きなアーティストがサイモン&ガーファンクルで、一番好きな曲がニューヨークの少年なので、そりゃ観ます。
かつてトム&ジェリーという名でデビューしていて、歌詞に出てくるトムはガーファンクルの事(大きい方)。
コンビ解散の危機が訪れていた頃、ガーファンクルは俳優業のためにメキシコでロケをしていてニューヨークに一人残ったサイモンは、彼へのメッセージとしてこの曲を残したらしい。
切なすぎる孤独な曲を我流で翻訳。
Tom, get your plane right on time
トム、飛行機に乗り遅れないように
~中略~
Half of the time we’re gone
しばらく一緒に頑張ってきたけど
But we don’t know where,And we don’t know where
もうわからない、どうしたらいいんだ
~中略~
The only living boy in New York
わしニューヨークで一人やで
The only living boy in New York
ごっつい淋しいねん
Here I am
まだおるけどな
Here I am
がんばりや
主人公はトーマスだが、トムと呼ばれるのを拒んでいる(と思った)
内容
普通のドラマで脚本は男目線だが、むしろ物語はどうでもいい。
サイモン&ガーファンクルの曲がわんさか流れてくるかと思いきやそうでもなく、ピンポイントで印象づける感じ。宣伝に騙されないように。
カメラはあまり動かさずスチールっぽい構図が多く、色味もあわせて“美しくて懐かしい”。
父親の愛人役のケイト・ベッキンセイルには悩殺される。
妖艶さに飲み込まれてしまうでしょう。
これで当時43歳?信じられない。
監督は「アメイジング・スパイダーマン」と同じマーク・ウェブ。
同じ人とは思えないので、ぜひ劇場で。
フライヤー
日本向けの方が内容をよく表しているとは思うものの、それにしても随分違うものですねー