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子守堂の桜:1000歳を超えても元気なのは石田純一より加藤茶に近い

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

赤坂の薬師ザクラから比較的近い位置にある「子守堂の桜」を見に来ました。

駐車場に車を停めて近づくと、高台に立つ桜を見ていたおじいさんから下に案内してもらって撮影しました。

「撮影するなら下やで」

多くの人はのぼりが立っている左の道を上っていきますが、撮影するなら右の道を下って仰角で撮るべきだという。

あ、確かに。

夕方だったので光が斜めに刺さってきて黄色いが、悪くもない気がする。

この地は鮎貝氏居城の一部にあり、ある子守をつけたら病弱な城主の子供はすくすくと育つようになった。しかし、子守はこの桜の根元に草鞋をぬぎ捨て忽然と姿を消してしまう。人々は、子守が賤しい身なりの童女は「実は仏の化身に違いない」と、桜の隣に祠を建てて祭ったといわれている。

高台に立つエドヒガンザクラで、県指定天然記念物。幹周7mに及ぶ巨樹で、樹齢は1000年余りと伝わる。1000歳を超えているのに樹勢がよくて幹周がとても大きいのは、白鷹の古典桜の中で比べるとかなりお元気。石田純一より加藤茶に近い。

さて、上にのぼってみよう。

満開で、上から見ても十分綺麗。

高台に立つ樹高19メートルから下界を見下ろして、いや、見守っているご様子。

周辺は他人の土地なので気を付けましょう。

名称 子守堂の桜(こもりどうのさくら)
見頃 4月中旬~下旬
規模感 ☆(小)
開園時間 24時間
料金 0円
駐車場 あり
問合せTEL 0238-86-0086/白鷹町観光協会
アクセス 荒砥駅から車で約6分
所在地 山形県西置賜郡白鷹町鮎貝桜館3347

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