旧高畠駅の桜:廃止された駅舎が美しい名所に生まれ変わる
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旧高畠駅は特産の高畠石を用いて昭和9年に建てられました。この駅舎に使われているのは、現在、瓜割石庭公園としてその跡が残されている瓜割丁場の瓜割石です。
無数の気泡がある天然石は、独特の温かみがあり、その好まれる質感は様々な用途に使われています。
今度、瓜割石庭公園に行ってみよう。
明治期には高畠でも長谷川製糸や片倉製糸などが操業を始め、明治33年、奥羽線糠ノ目駅(現在のJR高畠駅)が開業しました。地場産業の発達に伴い、大正11年に高畠鉄道が誕生。昭和18年からは山形交通高畠線として、米、果樹、乳製品、製糸、木材、鉱石などの輸送が盛んに行われました。また、人々の足としても親しまれました。出展:高畠町
昔の面影を感じさせる風景ですが、駅舎は外観のみ見学可能です。
古い駅舎と桜は見事に調和していて、カメラマンがよく訪れるのも頷けます。しかし、この日はすでに散り始め、もう少し早ければと悔やんでしまいます。
かつて利用された車両は屋外展示され、シダレザクラとよく似合います。
本来ならば、この駅舎からつづく「まほろばの緑道」は桜で満開になり見事な桜ロードになるところでしたが、それはまた来年に持ち越します。
名称 | 旧高畠駅の桜(きゅうたかはたえきのさくら) |
見頃 | 4月中旬~下旬 |
規模感 | ☆(小) |
開園時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
定休日 | 無し |
駐車場 | あり |
問合せTEL | 0238-57-3844/高畠町観光協会 |
所在地 | 山形県東置賜郡高畠町大字高畠1568−2 |
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