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長井 白つつじまつり:白銀の世界と勘違いする季節外れの雪男

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

「水と緑と花のまち」長井市では春先に桜の見物客が多く訪れますが、桜が終わるとほぼ同時期に「つつじ」と「アヤメ」が開花します。

白つつじ公園では毎年5月10日から31日頃に「白つつじまつり」が開催され、平日でも駐車場が車で埋まってしまいます。

約20日間開催されますが、10日頃はまだ咲いている花は少なく、月末になると萎れて地に落ちたりする様子も目立つようになるので満開のタイミングはその都度調べてから行くしかないようです。

今年(2017年)は5月25日前後に訪れたら満開で(例年より遅い)、一面白銀の世界と勘違いしてしまいました。

梅雨入り前の日差しが熱い時期に雪が積もったような光景を目にすると、汗をかいている自分自身に疑問を感じる瞬間があります。

鈴木七兵衛氏の寄付により、園内に白つつじを移植して「七兵衛つつじ」と呼ばれたのが始まりとされます。さらに樹齢750余年の古樹や苗木を集め、3000株余りの琉球種を含む現在のような白一色の公園に至ります。

同時進行で全国白つつじマラソン大会、チャリティー盆栽、山野草大即売会、白つつじコンサート、元祖 投げ銭コンサート、かど焼きまつりなどのイベントが開催されます。

また、約1000年前から伝わるとされる伝統神事「黒獅子舞」は、神社ごとに顔や舞が異なるものですが、そのうち10数社の黒獅子が一堂に会し、「ながい黒獅子まつり」が開催され市内目抜き通りを駆け抜けます。

公園中央にはつつじ館があり、長渕剛の曲が流れるなど違和感を感じる若者は無きにしも非ずです。

公園西側には皇大神社があり、その周辺にはつつじ以外にいくつかの花が咲いていました。

これは何だろう↓

これは花ではないか↓

名称 白つつじまつり(しろつつじまつり)
見頃 5月中旬~下旬
規模感 ☆☆(中)
開催日時 5月10日~5月31日
開園時間 常時
料金 無料
定休日 なし
駐車場 あり 約200台
問合せTEL 0238-88-5279/長井市観光協会
所在地 山形市長井市神明町3


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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

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