薬研湯 | 最上町・野天風呂
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瀬見温泉に来てみたら、かつてあった公衆浴場は取り壊されている最中でした。ここは駐車場になるそうです。
さらに、その奥にある現在の公衆浴場との間から、川沿いに進んでいくと階段があります。
周辺が工事中のようで、いろいろゴチャゴチャしていましたが、構わず降りていきます。
そしたら川でした。というか、温泉でした。
前日の台風10号のせいで冠水したらしく、きっとヌルいだろうとお湯に左手を入れると非常に熱くて、入浴しようと脱ぎかかった右手を元に戻してしまった。裸になる前に確かめてよかったですね、と誰かに言われた気がします。
さて、義経や弁慶にまつわる伝説が残る最上町の瀬見温泉ですが、この温泉は薬研湯(やげんのゆ)と言われます。
文治3年(1187)、源頼朝の追手を逃れ、源義経一行は最上地方に入りました。亀割峠で妻・北の方が産気づき、弁慶が産湯を探して谷川を下ると川辺に湯煙を見つけ、なぎなたで岩を砕いたところ湧き出た湯がこの薬研湯で、瀬見温泉の始まりと伝えられています。
よくみると縁は石とコンクリートで固められていました。さすが弁慶。
聞くところによると、新しくできた近くの公衆浴場「せみの湯」の内湯は薬研湯と同じ源泉らしいので、無理して外で入る必要はない、というオチでした。
施設名 | 薬研湯(やげんのゆ) |
ジャンル | 野天風呂、野湯 |
住所 | 山形県最上郡最上町瀬見 |
電話番号 | 0233-42-2123 瀬見温泉旅館組合 |
源泉 | 町営5号源泉(たぶん) |
泉質 | ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(町営5号源泉として) |
効能 | (町営5号源泉として) 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛、神経痛 五十肩、打撲、捻挫、筋肉のこわばり 冷え症、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧 軽症高血圧、糖尿病、軽い高コレステロール血症 軽い喘息又は肺気腫、痔症、自律神経不安定症 ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など) 病後回復期、疲労回復、健康増進 |
料金 | なし |
営業時間 | ご自由に |
駐車場 | × |
備考 |
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