ホテル樹林:上の台ゲレンデ中央を車で走って向かう温泉で時間を止めてみる
まさかのゲレンデ横断
蔵王温泉の旅館と比較すると高い位置に立地し、カーナビ通りに向かうと上の台ゲレンデの中央の細い舗装された道路を回りながら上っていきます。
別のルートもあるので、冬はそちらを通るしかなくなります。
タイミングがよければ4月下旬~5月上旬にゲレンデ沿いの桜を見ることができるでしょう。
スキーヤーは滑ってホテルに追突しないか心配なほどゲレンデに近い、というかゲレンデ沿いに建っています。
日帰りプランは充実していて、「温泉+和室休憩+昼食」で数千円程度、4時間も滞在できます。
10畳の和室でくつろいでお昼にジンギスカンのプランは最高だろうし、子連れのファミリーとかよさそう。
そろそろ本題
湯めぐりこけしを利用し、受付を済ませてまずは内湯「あすなろの湯」に向かいます。
地下水を汲み上げて作られたアルカリ性のヘルストン人工温泉といわれるものです。
ヒノキ造り、石の浴槽、半身浴が出来る浅い浴槽の3つありました。広くてカランもたくさんあります。
強酸性の蔵王温泉が苦手な人向けと思われ、蔵王にはいくつかこのような施設がありますね。
天然温泉へ
通路を挟んで向かい側、蔵王天然温泉の「やすら木の湯」へ。
木造りの浴槽沿いに大きな窓があり、間の溝には浴槽からあふれ出たお湯が流れます。
カランは2つあり、こちらの入浴だけの利用もできそう。(蔵王温泉の施設では洗い場がない箇所もあります)
湯加減は丁度良く、これで加水なし?というドンピシャな湯温。湯量で調整していると思いましたが、湯口からは流れてくるお湯は多く、新鮮さを保っています。
ホトホトと流れる音を聞きながら、窓の外の森林を眺めて湯に浸かるという1分1秒が遅く感じ、「やすら木の湯」だけに安らぎのひと時でした。
無色透明な湯は、そうっと入れば白濁せず、湯華が舞うこともありません。元々少ないのかもしれません。
強いイオウ臭が心地よく、肌にピタッとくるような浴感はツルスベな感じ。
その他、露天風呂の「かもしか遊びの湯」があり、行きそびれてしまいました。
また行かなきゃ。
以下、主に日帰り入浴者向け情報です。
施設名 | タカミヤヴィレッジ ホテル樹林(じゅりん) |
ジャンル | ホテル |
住所 | 山形県山形市蔵王温泉上ノ台814 |
電話番号 | 023-694-9511 |
源泉 | 高見屋2号源泉 |
泉質 | 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉 |
効能 | きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病 糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛 関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期 疲労回復、健康増進ほか |
料金 | 500円 要確認 |
営業時間 | 13:00~20:00 |
定休日 | |
駐車場 | あり |
源泉掛流し | 〇 源泉100% |
サウナ | 〇 |
露天風呂 | 〇 |
貸切風呂 | × |
休憩所 | 〇 日帰りプラン |
食事処 | 〇 日帰りプラン他 |
マッサージ | × |
手ぶらデータ | シャンプー類 |
備考 |