「みはらしの宿 故郷」カップルでまったりとデートをする温泉スポット
温泉街から紅葉のざわめく坂道をのぼっていきます。
11月に入ると紅葉が温泉街まで降りてくるので、この季節の温泉は楽しみが増えます。
ほどなくして「みはらしの宿 故郷」がみえてきます。外観からはわかりにくいですが、実は大型の旅館です。
お邪魔すると、とても落ち着いた空間になっています。一日だけ日常から解放されて静かに過ごしたい人にはぴったりの時間を提供してくれるでしょう。カップルでまったりとデートをするスポットとしても人気があります。
旅館と言えば地元の食材をふんだんに使った美味しい食事です。「みはらしの宿 故郷」の場合は、手作りの料理にこだわっているので、安全でおいしい料理に舌鼓を打つことができるでしょう。もし美味しくて自宅でも作りたいと思った料理があった場合は、レシピを教えてくれるというのですから、太っ腹です。
受付で丁寧な説明を受けて、早速浴室へ。硫化水素臭が匂ってきて気分が昂ってきます。
中に入ると浴槽が二つあり、源泉掛け流し100%の湯舟と、やや温めに設定された小さめの湯舟がありました。小さい方は水風呂になることもあるのだとか。
この日は一番ノリでしょうか、湯花が沈んで透き通ったお湯でした。浴槽の上が熱くて下が温かったので、かき混ぜてしまいました。湯花が舞い、白濁して身体に纏わりつく気がします。PH1.2~1.5位のイメージがある蔵王温泉ですが、こちらはPH1.8でした。だからと言って浴感の違いまではわかりませんけど。
浴感はお肌スベスベ、硫黄と酸性湯がさらにお肌をクリアーにしていきます。
お湯の投入量は少ないですが、高温の源泉が冷めて丁度いい湯温になるのかもしれません。
浴室にある窓の外には温泉街が見渡せると思いきや、紅葉が目の前に広がっていました。
硫黄にまみれ、湯気にまみれると日常の小さな葛藤などどうでもよくなってくるのでした。
時間が止まるとは・・・こういう事なのですね。
施設名 | 蔵王温泉みはらしの宿 故郷(みはらしのやど こきょう) |
ジャンル | 旅館、日帰り温泉 |
住所 | 山形県山形市 蔵王温泉清水坂890-1 |
電話番号 | 023-694-2355 |
源泉 | 湯左の沢1号、2号混合源泉 |
泉質 | 酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物温泉 |
効能 | 関節リウマチ、腰痛、神経痛、五十肩、打撲、捻挫、冷え性 末梢神経障害、胃もたれ、軽症高血圧、糖尿病、痔、睡眠障害、 うつ、自律神経不安定症、病後回復期、疲労回復、健康増進、 アトピー性皮膚炎、表皮化膿症、きりきず、皮膚乾燥症ほか |
料金 | 500円 |
営業時間 | 11:00~14:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり |
源泉掛流し | 〇 源泉そのまま |
サウナ | × |
露天風呂 | × |
貸切風呂 | 〇 |
休憩所 | × ロビーのみ |
食事処 | 〇 日帰りパック(4,500円 休憩、食事、入浴込) |
マッサージ | × |
手ぶらデータ | シャンプー、リンス、ボディソープ |
備考 |