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かおりの広場で彼岸花を見たら怖くなってきたの巻

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

県内の彼岸花のスポットは限られていて、少ない情報の中からたどり着いた「かおりの広場」にやってきた。

詳細情報

スポット名山辺町玉虫沼農村公園「かおりの広場」
規模感☆小
TEL023-644-5862(内外緑化株式会社)
住所山形県山形市滝平1266-3
アクセス羽前山辺駅から車で約10分
彼岸花開花時期9月下旬~10月上旬
休業日なし(冬期間あり)
駐車場あり
予算0円

かおりの広場

ラベンダー祭りで知られていて、6月中旬頃から一面紫色に染まる。

厳密には山形市なのかもしれないけど、山辺町とは境目にあり「山辺町玉虫沼農村公園」が正式名称のようだった。

春にはチューリップやスイセンが咲き、夏はラベンダー、秋は彼岸花と冬以外は何かと楽しめるのはあまり知られていない。

 

場所

山辺町内から西の山の方に向かって車で約10分そこそこ。

車以外は難しい。

近くには大蕨の棚田や、ハスの里 たての香苑があったりするので時期が合えば訪れたい。

 

 

彼岸花はどこだ

ラベンダーと同じ場所に大量に彼岸花があったら驚くだろうけど、そんなはずはなく、いったいどこにあるのかと先に進んでみる。

そしたら簡単に見つかる。

ラベンダーハウス(管理棟)っぽい建物の裏にあった。

群生している地帯の中央には切り株の上に生える一本花があるけど、、、なんでこんな植え方するかな。

見るほどに不思議な花・・・

奇妙なカタチしてるなぁ。。。

彼岸花について

爆発の瞬間のように放射状に花弁がついている。怖い。

道端に咲く姿もよく見かけるようになり、田んぼのあぜ道に咲き並んで強烈なコントラストを描いたり、墓地に咲いている姿もよく見る。

というのは有毒なので、かつてはネズミやモグラから守るために人為的に植えられたという。

昔は土葬だったから・・・

人が彼岸花を食べると死ぬこともあるらしい。

人為的に植えられたものがほとんどなので、かおりの広場に咲いているのもそうだろうし、長谷堂城跡に咲くのもそうだと思われる。

また、人里離れた山奥に咲いているのは人が住んでいた可能性を示している、という事になる。

 

別名の曼珠沙華

仏典に由来する曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は、「天界に咲く花」の伝説があり白くやわらかい花とされ、見る者の悪業を払うといわれるので既述のイメージとはまるで違っている。

語源はサンスクリット語のmanjusakaからきている。

異常な異名

日本全国に群生し、千を超える異常な数の異名を持っている。

彼岸の時期に墓地に咲いたり毒があるので、その多くは不吉なイメージを形成する。

死人花(しびとばな)
地獄花(じごくばな)
幽霊花(ゆうれいばな)
蛇花(へびのはな)
剃刀花(かみそりばな)
狐花(きつねばな)
捨子花(すてごばな)
毒花(どくばな)
痺れ花(しびればな)
天蓋花(てんがいばな)
狐の松明(きつねのたいまつ)
狐花(きつねばな)
葉見ず花見ず(はみずはなみず)
雷花(かみなりばな)
ほか

「花が咲き終えた後、しばらくしてから葉が伸びる」という通常とは逆の生態を持つため、葉見ず花見ずといわれ昔の人は死人花と呼んだそうな。

迷信

たくさんの迷信があり、地方によっていろいろ違っている。

聞くと血の気が引くものが多い。

彼岸花を家に持ち帰ると火事になる
彼岸花を家に持ち帰ると親が早死にする
彼岸花を摘むと死人がでる
彼岸花を摘むと手が腐る
彼岸花に触れると病気になる
彼岸花は亡くなった人の家までの道標になる
彼岸花が咲くと台風がこない
彼岸花をお墓に飾ると天国に逝ける

花が炎を連想させたり、毒を持っているからでしょうね。

いろいろ蛇足でした。

ではまたー

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