ぽっぽの湯 | 鶴岡市・日帰り温泉
田園に囲まれ、懐かしい洋風建築という趣のある「ぽっぽの湯」へやってきました。
ぽっぽの由来は長沼のシンボルである白鳩をイメージしたもの。
入浴券を券売機で購入し、すぐ近くの浴室へ向かいます。
浴室に入ると、手前に洗い場があり、奥に大小二つの浴槽があり非常にお客が多いです。
源泉は長沼2号源泉と3号源泉の二つがあります。
2号源泉は、24000mg/kgを超える濃厚な成分ですが、なぜか単体では使われていません。
内湯で大きい方の浴槽は、3号源泉が単体で使用され、単純温泉のシンプルな浴感です。源泉の温度が低いため加温されており、お客が多いせいか循環ろ過されています。湯色は黄色く透明で無臭、「アイアイひらた」と見た目は似ていますが泉質はまるで違います。
となりの小さい浴槽は、2号と3号のブレンド湯で、源泉をそのまま使用しており、加水や循環はしておりません。3号源泉は温度が低く、2号源泉は大変温度が高いですが入浴すると丁度良い温度になるよう混ぜてありました。湯口には布かネットのようなものが張られ、湯華などはこして制限されています。なぜ?
3号単体のお湯より茶色く濁り、石油系のアブラ臭が強いです。なかなかパンチ力があります。
内湯と露天の間には、リフレッシュコーナーなるスペースがあり寝ている人がいるこれまた珍しいつくりです。
露天は内湯同様ブレンド湯ですが、加温、循環ろ過しているので内湯より温泉感が落ちます。カランはありますが、カラン用の小部屋になっている珍しいつくりでした。
庄内平野の中心地だけに鳥海山、月山を眺望できます。
水風呂、かぶり湯、シャワーはそれぞれ3号源泉が使用され、水道水のみというのはありません。
施設内には農産物直売所、売店、食堂を併設する、一日ゆっくりできる大変人気のある温泉施設でした。濃厚な温泉だけに湯上りは疲れます。今から2時間かけて帰ると思うと気が重いです。
施設名 | ぽっぽの湯(ぽっぽのゆ) |
ジャンル | 日帰り温泉 |
住所 | 山形県鶴岡市長沼宮前266−1 |
電話番号 | 0235-64-4126 |
源泉 | 長沼2号源泉 長沼3号源泉 |
泉質 | 2号源泉 ナトリウム-カルシウム・塩化物強塩温泉 (高張性弱アルカリ性温泉)3号源泉 単純温泉 (低張性弱アルカリ性温泉) |
効能 | きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児、童慢性婦人病、 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、 うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、 疲労回復、健康増進 |
料金 | 1回券 大人430円、小学生210円 |
営業時間 | 6:00~21:30(閉館22:00) |
定休日 | 第2木曜日 |
駐車場 | 〇 |
源泉掛流し | 〇 加温、循環ろ過された浴槽あり |
サウナ | 〇 |
露天風呂 | 〇 |
貸切風呂 | × |
休憩所 | 〇 |
食事処 | 〇 |
マッサージ | 〇 |
手ぶらデータ | リンスinシャンプー、ボディソープ |
備考 | 11回数券4300円 24回数券8600円 1ヶ月券9600円 |