田屋の一本桜:山あいの自然に囲まれた堤に咲く、紅一点の守護神
遠くて近い
金山町役場や大堰がある付近から北に向かい、交差点を通過して木造の「きごころ橋」を越えて先に進みます。
Y字の分岐点を右に曲がり、途中から砂利道になる細い農村道を進むと車1台分通れる程度の幅なので、心が弱い人はここで折れそうになるかもしれませんが、、、近いです。
堤の端にある車2台~3台分のスペースに強引に駐車して撮影場所に向かいます。
駐車スペースがないからと路上に停めると、そういう時に限って農業用の車両がやってきたりします。
昨年は5月のGW明けに訪れたら桜は散っていました。
情報収集方法
今年は間違いなく撮影したかったので、情報収集してから訪れています。
桜は満開だったので、多くのカメラマンが三脚を立ててシャッターを切っていました。
もっと広角にすると手前の草が入ってしまうのでイマイチ。
ベテランの行く末
撮影を続けているとキャリアが長そうなオヂサンが話しかけてきて、いろいろレクチャーしてくれる。
「本当は朝の時間が一番いい」
「対岸の方がいい」
「水平に気を付けて」
「雨の日がいい」
「山形県写真展に応募してね」
こちらのカメラをさわってきて、ズームにしてこんな感じの構図がいいとか、言ってくる。
「それじゃ、がんばって・・・あ、マムシに気を付けてね」
と、寒気がする一言を残して去っていきました。
桜について
樹齢100年以上あるといわれるシダレザクラで、風のない時は水鏡に反射して「逆さ桜」として親しまれています。
ちょっとでも風が吹くと水面に波が立ってしまうので、タイミングは運次第。
山あいの自然に囲まれた桜の名所で、ロケーションはカメラマン好み。
紅一点な雰囲気。
桜の木の下には、カタクリやイチゲの花が群れを成すこともあります。
名称 | 田屋の一本桜(たやのいっぽんざくら) |
見頃 | 4月下旬~5月中旬 |
規模感 | ☆(小) |
開園時間 | 24時間 |
料金 | 0円 |
駐車場 | なし 3台分のスペースあり |
問合せTEL | 0233-52-2111(金山町産業課) |
アクセス | 真室川駅から車で約25分 |
所在地 | 山形県最上郡金山町大字金山 田屋地区 猪ノ沢の堤 |