むらやま徳内まつり:音楽と踊りに惹かれ、シャッター切りまくりな理由
むらやま徳内まつり開催に至るまで以下のような経緯があります。
1991年 | 北海道厚岸町(あっけしちょう)と友好都市締結 |
1994年 | 村山まつりに厚岸町山車行列等出演 |
1995年 | 村山まつりが「むらやま徳内まつり」に名称変更して開幕 徳内ばやし始まる |
20年以上の歴史はある・・・というか祭りとしては始まったばかりで、最近耳にするようになった人は多いかもしれません。
徳内?
「徳内」とは、村山市が生んだスター、江戸時代の学者で北方探検家の「最上徳内」に由来があります。
最上徳内が建立した、北海道厚岸町の神明宮 (厚岸神社)に受け継がれているおはやし(厚岸囃子)が、徳内の故郷・村山市に伝わり始まった祭りです。
平成7年、厚岸から講師を呼び、村山市内の伝統芸能に携わっている8団体を3団体に統合し、徳内ばやしのスタートが切られました。
※2017年になると23団体にまで増えています。
ちなみに厚岸町(厚岸神社)ってココにあります。遠いわー。
アクセス
村山駅前です。電車で行くと楽でしょう。
自動車の方は、市役所や市民会館などに駐車して100円循環シャトルバスで移動します。
今回の取材はそれが面倒なので、楯岡中学校の駐車場から歩くか、もしくはその付近にも無料で駐車できる場所があるので利用しました。
楯岡中学校はすぐ満車になります。みんな考える事一緒ですね。
徳内ばやし
徳内まつりのメインイベント「徳内ばやし」は、鉦・笛・大太鼓・締太鼓・掛声等からなる囃し手が、豪華絢爛な山車に乗込み、踊り手はアップテンポなお囃子に合せて勇壮かつ華麗に、各団体が特色を活かした踊りを繰り広げます。JR村山駅前の一帯が、情熱的な「徳内ばやし」 一色に染まる様子は必見。
鳴子を用いるYOSAKOIソーラン系の踊りです。
「祭りだ祭りだー」とか「飛び入り参加どうぞー」とかマイクで叫んだりしてました。
毎年3日間本祭りでしたが、2017年から初日が宵まつり、本祭りの残り2日で「徳内ばやし」が披露されます。
※2016年の観客動員数は3日間で28万人に及びました。
キツネ発見#徳内まつり pic.twitter.com/SvXBhytM5D
— 山形CLIP@武田編集長 (@yamagataclip) 2017年8月20日
テンションあげさげ
2日目に訪れようと村山に向かっていると、急に激しい雨をお見舞いされてテンションが下がって引きかえしました。
徳内まつりを見に行こうと市内に入ったとたんに豪雨だもの。
続く取材拒否 pic.twitter.com/umfBzCjxGN— 山形CLIP@武田編集長 (@yamagataclip) 2017年8月19日
みんな他人の不幸が好きなんでしょうか、いつもより「いいね」が多い気がします。
3日目、注文していた望遠ズームレンズが届きました。
カメラのおはなし
Nikon 望遠ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
この望遠レンズが楽しすぎて、バシバシ撮影したら電池がなくなるほどでした。
新品でも3万円ほどで購入できる58㎜径の安価なレンズです。
ズームがこんなに楽しいとは・・・
300㎜まで望遠にすると独特のボケ感があり、それが面白くてシャッター切りまくり。
ただ、300㎜付近になるとピントが甘くなっているかと思いきや(甘いのもある)、解像が甘いというかキレがなくてモヤッとした感じになる。
はじめはそれに気が付かなくて、暗くなってきたせいでブレるようになってきたとばかり考えて、感度を上げて何とか凌ごうとしていました。感度を上げすぎたら今度はノイズが出てしまう。
ズームは「圧縮効果」という特性があり、足を使って近づいた風景とは違い、ズームで寄ると圧縮されたような見た目になります。それが新鮮で、たまらなく面白いものでした。
これからの季節、お祭りは多いのでしばらく相棒として手放せなくなりそう。
撮影が楽しいと、つられてお祭りが楽しくなります。
何より、このコストパフォーマンスは素晴らしい。
名称 | むらやま徳内まつり(むらやまとくないまつり) |
URL | http://www.murayamatokunai.jp/ |
開催時期 | 8月18日~8月20日(2017年) |
規模感 | ☆☆☆(大) |
料金 | 基本無料。ふれあい広場特設ステージは500円 |
駐車場 | 会場には駐車場がないので市役所や市民会館からの移動となる |
問合せTEL | 0237-55-2111/村山市商工観光課 |
アクセス | 村山駅前(駅東)、歩いて甑葉プラザなど |
開催場所 | 村山市楯岡新町1丁目10(村山駅) |
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