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材木栄屋旅館で総檜造りの露天風呂を堪能しながら木の香りに包まれてみる

 
材木栄屋露天
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

2018年8月閉鎖しました → 2020年6月20日再開

冬のかみのやま温泉

しんしんと雪が降り積もる上山の温泉街に城下町の風情が加わると、肘折とはまた違った独特の雰囲気の中で温泉の湯けむりにまみれる事でしょう。

日帰り入浴を面倒がる旅館もあるので、事前に電話をする際も恐る恐るになったりして。。。

ナイーブなのか・・・

電話をすると歓迎モードだったので、ひと安心して向かいました。

入り口付近

入り口付近

材木栄屋旅館

大正時代に創業され、かつては本業が材木業だったことから現在でも「木の香りの宿 材木栄屋旅館」の名で親しまれています。「蔵宿 材木栄屋旅館」と紹介している旅行会社もあるようです。

受付を済ませると、丁寧に浴室まで案内していただきました。

大浴場「吉の湯」と「黄金の湯」は入れ替え制になっていて、今回は吉の湯でした。

太鼓橋から浴室

太鼓橋から浴室

非日常に突入

浴室に向かう太鼓橋から外を眺めると見事な日本庭園が広がっていました。

総檜造りの脱衣所に入った瞬間、完全に非日常感が舞い込んで時間を意識しなくなります。

妖艶ってわけでもない花

妖艶ってわけでもない花

脱衣所

脱衣所

広い浴室に入ると、湯気が充満していてまともに撮影できませんでした。

他にお客がいない独占状態だったので、じっくり堪能します。

内湯

内湯

内湯に浸かると、かみのやま温泉にありがちなビリビリくるほどの熱さというのはなく、浴感はやさしくて入浴しやすくなっています。

湯口

湯口

期待の露天風呂へ

檜(ヒノキ)の中でも最高の材料と言われる高野槙(コウヤマキ)のみ使用された建屋に、円形の湯壺が構えています。ホームページでは240Mと紹介されていますが、240cmだと思われます。それでも非常に大きいです。

高野槙造りの露天風呂

高野槙造りの露天風呂

意外にも露天の方が湯温が高く、かみのやま温泉らしい、源泉に近いお湯を楽しむことができました。さらに木の香りに包まれて、気持ちよさ倍増になります。

無色透明で無味無臭。芒硝臭は感じませんでしたが、キレがあって肌触りは少しひっかかり感があるスベスベしてキシキシな浴感。

よくあったまり、景色もいいので長湯してしまいました。

県産素材の料理に絶賛する話をときどき耳にします。

一度、宿泊してみたい宿でした。

以下、主に日帰り入浴の情報です。

施設名 材木栄屋旅館(ざいもくさかえやりょかん)
ジャンル 旅館
住所 山形県上山市新湯6−11
電話番号 023-672-1311
源泉 上山地区1号、2号、3号源泉
泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
効能 関節リウマチ、腰痛、神経痛、五十肩、打撲、捻挫
冷え性、抹消循環障害、軽症高血圧、糖尿病、痔症
自律神経不安定症、うつ、睡眠障害、病後回復期
疲労回復、健康増進、きりきず、皮膚乾燥症ほか
料金 1,000円
営業時間 13:00~17:00
定休日 不定休
駐車場
源泉掛流し 加水、循環ろ過、時期により加温あり
サウナ ×
露天風呂
貸切風呂
休憩所
食事処 ×
マッサージ ×
手ぶらデータ シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤーなど
備考

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