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殿入ザクラ:隠れファンが多いほのぼのエドヒガン

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

長井市との境目付近、白鷹町の国道287号線を走り浅立地区に入って少しだけ東側に進むと殿入ザクラがある。

※地図は最下部に掲載しています。

この通りは旧道というか賑わいの名残のような雰囲気を感じ、殿入ザクラ付近になると駐車場がないので路駐したりして人が集まり賑わっていた。

といっても10人もいない。

駐車場について

公園内に1~2台程度駐車するスペースがあり、停めている人もいる。

この時期になると鑑賞客が増えるので、ほとんどの人は停められないはず。

ロケーション

撮影は簡単ではなく、この構図で撮影すると背中にすぐ別の木があるという状態。

本当はもっと離れて広く撮りたいところだけど仕方ない。

殿入ザクラはこちら。

下草に覆われた丘に桜が咲き並び、坂を上ると街を見下ろす風景とコラボする。

かつては茶屋が店を出したという。現在はそれはないものの、なぜかその雰囲気を感じてしまう不思議なほのぼのスポットだった。

そのせいか隠れファンが多く、白鷹や置賜で一番という人は少なくない。

由来

説明書きの看板をみると

この桜は、文政12年(1829)米沢藩主「上杉斉定」が、下長井方面巡視の折、この桜の巨樹に立ち寄られたという言い伝えがある事から、殿様が入った桜「殿入ザクラ」と呼ばれてきた。昭和初期の桜の季節には、地元の茶屋が店を出し、他村からも夜桜見物に訪れた全盛時代もあったという。

まだ健在だぜ、と言わんばかりの樹勢で枝ぶりは見事。

詳細

山形県指定天然記念物
樹齢:約680年
胸高周囲:約6.6M
樹高:約16M
種類:エドヒガン
指定年月日:平成25年11月29日

開花時期

4月中旬~下旬だが、白鷹町内では最も早いという人もいる。

満開時期はあまり変わらない印象かな。

アクセス

荒砥駅から車で約10分、蚕桑駅からも車で約5分程度。

駅から徒歩は厳しい距離にある。

名称 殿入ザクラ(どのいりざくら)
見頃 4月中旬~下旬
規模感 ☆☆中
開園時間 24時間
料金 無料
駐車場 なし
問合せTEL 0238-86-0086/白鷹町観光協会
アクセス 荒砥駅から車で約10分
蚕桑駅から車で約5分程度
所在地 山形県西置賜郡白鷹町浅立4396
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

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