大正時代にタイムスリップ、本間美術館 | 酒田市・美術館
庄内地方の大地主であった本間家が収集した品を保管、展示する美術館。
入り口はここから。
美術館としてはそんなに広くない・・・と思いきや、一旦外にでてからの見事な庭園と邸宅が待っていた。
本間美術館?
文化10年(1813)本間家4代目の“豪商”光道が、失業救済事業のために完成させた別荘で、「酒田の迎賓館」として利用された日本の代表的庭園の一つ。明治時代末には一部二階建てに増改築され、大正14(1925)年には東宮殿下(後の昭和天皇)がご宿泊されるなど、国内外から多くの貴賓・名士を迎えた。
昭和22年、全国に先がけて地方文化振興のため美術館として本間美術館が発足以来、古書、骨董などの古美術や、現代芸術などを陳列している。
京風の純和風建築「清遠閣」、庭園「鶴舞園」による庭園美術館としての性質も持つ。庭園の端にある窯では、民芸品である本間焼が造られている。
6千坪(約2万平方メートル)の敷地内は、鳥海山を背景に中心に池がある鶴舞園をはさんで本館と新館(昭和43年竣工)がある。
まとめるとこんな感じです。
撮影禁止なので、内部は撮影していません。圧倒的な酒田の豪商の財力に驚きます。
別荘「清遠閣」は、大正ロマンを感じるモダンな内装で、タイムスリップしてしまう。コーヒーを頼み、庭園に圧倒されて時間を止められ、ゆっくり過ごすしかなくなります。こんな贅沢なカフェは他にないでしょう。
名称 | 本間美術館(ほんまびじゅつかん) |
所在地 | 山形県酒田市御成町7−7 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 【4月~10月】午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 【11月~3月】午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで) |
休館日 | 火・水曜日(祝日の場合はその翌日) その他、展示替休館日などあり。要問合せ。 |
入館料 | 一般900円、学生400円、小/中学生以下は無料。 その他、団体割引あり。 |
問合せ | TEL.0234-24-4311 |
備考 | 酒田市内の他の美術館との共通入館券が割安で販売されている。 運営は、公益財団法人本間美術館。 |