栄の宿 一陽館:黒沢温泉の本質を楽しめる素晴らしい湯
国道13号の上山市との境目に近い山形市内のシベールから西に入って間もなく、そう大きくはない温泉地「黒沢温泉」に久々にやってきたのは「ゆさ」以来です。
バイパスが近いわりに静かなところで、須川を越えた辺りに「一陽館」はありました。
入館してすぐアットホームな雰囲気を感じつつ、玄関では鍵付きの下駄箱があるのでサンダルなのに利用します。
早速受付を済ませてロビー近くにある浴室に向かいます。日帰りで入浴のみなので、ロビーでくつろぐなんて図々しいことはできませんが、いい雰囲気を発してます。
温まりながらゆっくりしてコーヒーでも飲みたい。
浴室に入るといつものように独り湯でしたが、となりのおばちゃん達は楽しそうなご様子。
タイル張りで、洗い場は3×2カ所。浴槽もそれ相応の人数が入れる広さになっています。女湯は浴槽のカタチが全く違うらしい。誰か写真ちょうだい。
御影石の湯口から流れる源泉は無色透明、特に匂いはありませんでした。
浴槽内部に吸込み口があることから、半循環での湯使いがうかがえます。しかし塩素臭はしません。
かなりトロミがあるお湯で、肌にまとわりつくような浴感があり、十分な温泉感を味わうことができます。
成分表を見るとナトリウムが1412mg、硫酸イオンが2347mg(共に1kg中)もある、以前の表記でいう芒硝泉です。
黒沢温泉って凄い・・・肌ざわりが滑らかになり、ツルツルをもっと超えた感じのゴリゴリ芒硝泉。調べると黒沢温泉には循環ろ過して塩素臭がして楽しめないイメージを持つ人がいるようなので、そんな人にはぜひ「一陽館」をオススメします。
観光地にアクセスしやすく、自家農園の野菜を使った郷土料理を食べてみたいので、宿泊したい旅館にブックマークしておきます。
以下、主に日帰り入浴の情報です。
施設名 | 栄の宿 一陽館(さかえのやどいちようかん) |
URL | http://ichiyoukan.co.jp/ |
ジャンル | 旅館 |
住所 | 山形市黒沢253-1 |
アクセス | 蔵王駅から車で5分程度 |
電話番号 | 023-688-4492 |
源泉 | 組合源泉第2号源泉 |
泉質 | ナトリウム-硫酸塩温泉 |
効能 | 肝臓病、肝炎、動脈硬化症、糖尿病、高血圧症、リウマチ 痛風、腰痛、神経麻痺、運動麻痺、関節傷害、筋肉傷害 五十肩、肩こり、不眠症、肥満症、胃腸病、慢性便秘 切り傷、やけど、慢性婦人病、冷え性、更年期障害、不妊症 慢性皮膚病の湿疹、水虫、汗疹、しもやけ、凍傷、いんきん たむし、健康増進、病後回復、疲労回復、ストレス解消ほか (一般的な芒硝泉の効能を記載) |
料金 | 500円(子供300円) |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 〇 |
源泉掛流し | 循環あり |
サウナ | × |
露天風呂 | × |
貸切風呂 | × |
休憩所 | 〇 2,500円(個室) |
食事処 | 〇 5,000円~(日帰り食事付き入浴) |
マッサージ | |
手ぶらデータ | シャンプー類、ドライヤー |
備考 | 鍵付きロッカーなし |