痛快なりゆきローカルメディア

十二の桜:かいもち食べて時間をスローにして鑑賞してみる

 
この記事を書いている人 - WRITER -
第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

開けた解放感のあるところに、樹齢400年のエドヒガンザクラの古木があるらしい。

といってもそれは、隣にある二代目の古株だった。

現在の大木は三代目。

10世紀後期、下長井の庄司藤原安親が薬師堂を建立し、植樹した名残と伝わっている。

「十二の桜」とは薬師如来の守護神(十二神)への信仰が厚く、それらをご本尊とする薬師堂が近くにあったことに由来する。

明治の廃仏毀釈で廃堂となり、現在は山際薬師如来堂の一隅に安置されている。

※廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)
神仏習合を廃して神仏分離を押し進める、明治維新後に発生した仏教破壊運動。

平成に入って「置賜桜回廊」が立ち上がり、「十二の桜保存会」も本格的に活動するようになった。

この桜はもっと離れて撮影したほうがよかった。

開花期間中は桜売店で名物の「夜中のかいもち」を味わいながら、時間をスローにして花見を楽しむことができるでしょう。

全国でも珍しく古典桜が多い地域なので、桜巡りをしている人たちがいる。桜巡りをしていると、同じ人と何度も遭遇することがある。

名称 十二の桜(じゅうにのさくら)
見頃 4月中旬~下旬
規模感 ☆☆(中)
開園時間 24時間
料金 無料
駐車場 あり
問合せTEL 0238-86-0086/白鷹町観光協会
アクセス 荒砥駅から車で約10分
所在地 〒992-0774 山形県西置賜郡白鷹町山口4006

広告
この記事を書いている人 - WRITER -
第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

Copyright© CLIP山形 , 2024 All Rights Reserved.