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川入荘:絶景露天風呂は入浴者を固まらせるほどだった

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

懇願風呂

梅花皮荘で入浴した勢いに任せて隣接する川入荘にも入浴することにしました。

温泉好きから「1回でいいから川入荘の露天風呂に入ってほしい」と頼まれるのです。

こんな絶景を入浴しながら見られたらと思うと・・・そう言いたくもなるか。

梅花皮荘裏から撮影

梅花皮荘には大きな窓のある内湯はあるものの、露天風呂はありませんでした。

川入荘には露天と内湯のふたつあり、まずは露天風呂に向かいます。

前置きが長かった

入り口から中に入ると、公共感ある雰囲気が漂って、調べると運営会社は第3セクターの「おぐに白い森株式会社」でした。

受付を済ませ、建物の一旦外に出てから階段を降りていきます。

その途中がすでにこんな景観な上、ログハウス風なんて、どこまでワクワクさせるんだよという感じ。

スマホカメラの性能に驚いたりする。

ついに

半屋外っぽい脱衣所で脱いだらすぐ、仕切りのドアもないまま浴室に突入します。

洗い場はなく、ヌルめのお湯に浸かるのみです。

絶景すぎて後から入浴したお客の全員が、外を見ながら固まっています。

屋根があるので半露天ですが、解放感があるので露天と気分は変わりません。

1時間程度入ったり出たりを繰り返して、飽きることのない目の前に迫るような景色を堪能しました。

景色が泉質を変える

湯色は少し黄土色っぽい気がしますが透明で、梅花皮荘とほぼ同じお湯なので土類、カルシウムっぽさが何となくあり、舐めたら少しだけ苦味がします。

加水、加温、循環ろ過、消毒、すべてあるようなので、舐めて後悔しました。しかし、それはどうでも良くなるほどの絶景なのです。

年末は「今年の美しい景観ベスト3」でもやってみようかな。

内湯を味わう

一旦、服を着て館内の内湯に向かいます。

人が少なく、とても静かな中入浴しました。

源泉は露天と同じですが、湯使いの記載がありません。循環なしの掛け流しっぽい。

露天より狭く、少しあたたかい。

しかし景観で負けるので、不思議とお湯も負ける気がしてしまう。本来は逆なのに。

山並みと玉川が見えなくもないですが、露天とは感じ方がまるで違うのです。

温泉は気分

温泉にとって解放感や目の前の景観というのは、これほどまでに重要だとは思っていませんでした。

秘境のように遠い場所ですが、一度訪れると誰かにオススメせずにはいられないでしょう。

 

以下、主に日帰り入浴の情報

施設名 梅花皮荘別館 川入荘
(かいらぎそうべっかん かわいりそう)
ジャンル 旅館、日帰り温泉
住所 山形県西置賜郡小国町小玉川564-1
電話番号 0238-64-2138
源泉 飯豊1号、2号、3号、4号混合
泉質 ナトリム・カルシウム‐塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩温泉
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ
くじき、関節のこわばり、慢性消化器病、冷え性、痔
病後回復、疲労回復、健康増進
料金 大人500円、小学生300円
営業時間 内風呂11:00~16:00
露天風呂10:00~18:00(金曜日のみ16:00~18:00)
定休日 冬期間閉鎖(1月4日~4月)4月中旬営業予定
毎年9月頃に数日間休業
駐車場
源泉掛流し 露天:加水あり、加温あり、循環ろ過、消毒あり
内湯:加水なし、他不明
サウナ ×
露天風呂
貸切風呂 ×
休憩所 〇 1,670円 10:30~15:00
食事処
マッサージ ×
手ぶらデータ 露天:なし
内湯:シャンプー類あり
備考 回数券12回(5,000円)


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