東根市図書館(まなびあテラス):TSUTAYA図書館とは違う雰囲気でコーヒー片手に読書する
2016年11月にオープンしたばかりの公益文化施設「まなびあテラス」は、東根市図書館、市民ギャラリー、市民活動支援センター、カフェなどが複合した施設になっています。
PFI『民間の資金と経営能力・技術力を活用し、公共施設等の設計・建設・維持管理・運営を行う事業方式』によって運営されているのだそうです。
日本のPFI事業は、行政がPFI事業者に建設・維持管理の報酬を支払う「サービス購入型」と呼ばれる方式が大半を占めていて、さすがに独立採算とまではいかないみたい。
いつか山形県内でもTSUTAYA図書館のようにスターバックスが中央に陣取るような図書館ができないだろうか、と切望している住民がいるのは間違いないですが、そうすると
「ラーメン店のガイドブックを図書館の本棚にならべるのが気に入らない」
と言い出す人が出てきて炎上します。
武雄市図書館がそうだったように。
どこの図書館にも雑誌はあるし、プロレス雑誌があるのも珍しくないですがそれは置いといて。
まなびあテラスの中に入ると、完全に公的な雰囲気が充満していて民営の事業とは思えませんでした。
併設したカフェ「オイッティ マルシャン」は民間の事業っぽい雰囲気があります。
図書館内からの購入も可能で、ふた付のドリンクはそのまま図書館内で飲んだりできます。
イタリアンを中心に提供するお店で、とても本格的でした。
あとは図書館に携帯電話持込可(マナー厳守)だったり、本を販売したりと、少しだけ民営の影響かな?と感じられる面はチラホラと見受けられます。
東根市美術館が併設され、市民参加型のギャラリーのようでした。
図書館の隣に学習室があり、多くの学生が利用しています。みんな勉強熱心で、スマホをいじりまくっています。
館内どこでも繋がるWiFiがあるので、そりゃそうなるという訳です。
学習室2には、PC持込も可能で静かな部屋の中でマウスのクリック音が響いて気まずくなったりします。
肝心の図書館内部ですが、こちらでももちろんWiFiが繋がり、巨大な窓沿いに読書テーブルが沢山ならんでいるので、若い人たちは学習室以上にスマホ合戦で賑わっています。
名称 | 東根市図書館(まなびあテラス)(ひがしねしとしょかんまなびあてらす) |
URL | http://www.manabiaterrace.jp/ |
所在地 | 山形県東根市中央南一丁目7-3 |
開館時間 (まなびあテラス) |
9:00~21:30 |
開館時間 (東根市図書館) |
平日:9:00~20:00 日・祝:9:00~19:00 |
開店時間 (オイッティ マルシャン) |
9:00~21:30 |
休館日 | 毎月第2、第4月曜日(月曜が祝日の場合は開館し、翌日休館) 年末年始(12月29日から1月3日) 特別整理日 |
駐車場 | 〇 |
WiFi | 〇 |
WiFiの速度 | 〇 良(参考:下9Mb/s、上49Mb/s) |
WiFiの安全性 | 〇 自己責任で |
館内での飲食 | 〇 フタ付きペットボトル持込可 |
スマホ持込 | 〇 マナー厳守 |
問合せ | TEL.0237-53-0227(図書館) TEL.0237-53-0223(代表) TEL.0237-53-1320(オイッティ マルシャン) |
備考 | 検索用:ツタヤ、東根市立図書館 |