大石田まつり「最上川花火大会」:秘密の撮影スポットはよく知られている
今回の記事に掲載されている写真にはタイトルを付けていますが、勝手なものなので気にしないでください。
大石田まつり概要
大石田町内を流れる最上川に架かる「大橋」の完成を祝い始まったまつりで約90年の古い歴史があり、「大石田まつり」では神輿、灯篭流しなどのイベントが行われ、14万人にも及ぶ人でにぎわいます。
中でも花火大会は大変人気があり、3000発の打上げは記念花火や、スターマイン、創造花火など見応えあり。中でも見逃せないのは10連発の20号大玉。
臨時列車が運行されるので、なるべく利用したいところ。
JR大石田駅発 午後9時44分 上り各駅停車(山形行き)
※花火大会終了予定時刻は午後9時。
花火大会の日時詳細
毎年8月16日に開催。
小雨決行、荒天時は翌日から8月19日まで順延されます。
時間は19時丁度にスタートし、21時頃終了します。
打ち上げ場所
住所:山形県北村山郡大石田町横山 下河原運動公園河川敷
「最上川千本だんご」から向かって最上川を挟んだ対岸にあります。
鑑賞者は最上川千本だんご側で見ることになります。
駐車場・交通情報
開催場所付近は17時頃から大部分が交通規制され、交差点でモメている姿をよく見かけるようになります。
駐車場にたどり着くのすら大変になるのです。
役場など会場付近には多くの駐車場が用意されていて、ウェブサイトによれば有料500円だそうですが実際に訪れてみるとほとんど無料でした。
よくわかりません。
大石田まつりの公式サイトで毎年確認した方がよさそう。
URL:https://www.town.oishida.yamagata.jp/kankou/matsuri/o-maturi.html
たくさんの人でにぎわうため、帰りは渋滞になるので注意。行きが車で30分でも、帰りは3時間になるので覚悟が必要。
※近年はそうでもない気がする
一番いいのはこれらの駐車場を利用せず、もっと離れたところに車を停めることです。詳細は言えませんが、探せば割と簡単に見つかります。
そこまで歩くとしても、渋滞に巻き込まれずに済むことがあります。
そして、そこから国道13号線を利用して帰る事です。
鑑賞場所その1・堤防
打ち上げ場所と最上川を挟んだ反対側の堤防の上に人が並んだり座ったりして鑑賞している。
かなり混雑するものの、多くの人はここから観る事ができるでしょう。
鑑賞場所その2・大橋、黒滝橋
最上川に架かる橋の上から何も遮るものがないまま鑑賞できます。
車両通行止めになるので、歩行者だけが通ります。
上記の堤防からゆっくり歩いて渡りますが、止まってはいけないようです。
北西に進んだ赤い橋の黒龍橋も同様です。
鑑賞場所その3・虹の館
打ち上げ場所のすぐ近くにある温泉施設「あったまりランド深堀」の宿泊施設「虹の館」から絶景を眺められる、もしかしたら最強スポットですが宿泊希望者は抽選になります。
抽選の応募は前年の8月1日~8月31日となり、結果は9月上旬に決定します。
花火大会が開催される2019年8月16日の宿泊予約は2018年の8月に応募しなければいけない、ということです。
総部屋数11室、収容人数48名
宝くじを当てるようなものか。
施設名 | あったまりランド深堀(虹の館) |
URL | http://attamariland-fukabori.co.jp |
電話番号 | 0237-35-50555 |
宿泊料金 | ウェブサイトに記載 翌年は要問合せ |
駐車場 | あり |
住所 | 山形県北村山郡大石田町大字豊田884-1 |
鑑賞場所その4・今宿
人で大賑わいになっている開催場所付近から離れ、南東に歩いて10分そこそこの県道沿いに車の駐車スペースがあります。
人は少なく、静かに落ち着いて見られる穴場スポットで、打ち上げ場所から離れているといっても十分花火を堪能できます。
そもそも開催場所はゴチャゴチャしてるし、音はうるさいし近すぎるとも言えなくもない。
ここに車を停めて、そのまま鑑賞して、終わってそのまま渋滞に巻き込まれず帰ることができる(かもしれない)素晴らしいスポットです。
観賞場所その5・有料席
よく考えたら有料席がありました。
有料のマス席(座敷席)は105マス用意され、「6~8名1万6000円」となっています。
こういうのが好きな人はいいんじゃないですかね。
鼓膜が破れないか心配です。
鑑賞場所その6・虹ケ丘公園展望台
おおよそ4㎞くらい離れたゴルフ場の隣に展望台がある。
数少ない高い所からの撮影となり、望遠レンズ必須となるが景観は美しい。
駐車場(っぽいところ)、トイレあり。
鑑賞場所その7・田園地帯
遠く離れた場所でも屋根に上がれば大抵見れます。
高い所に行きましょう。
もしくはそれほど離れなくても、打ち上げ場所の南方に広がる田園地帯から見てもいいかも。
2019年はここから撮影しました。この辺りには明るいうちから車がズラッと並んでいます。
20号玉とスターマインの場所がこんなに離れているとは・・・
撮影スポット
好きなように撮ればいいんですが、この記事に掲載しているような写真が撮れる場所をご紹介。
どこかに車をとめて歩いて行くしかありません。
ただし、付近の立ち入り禁止区域が張り巡らされているので、多少迷うかもしれません。
かまわずまたいで勝手に入ってくる人も多いのですが。
かなり早い時間から場所を確保して、おにぎり食べながら時間つぶしをしているおじさん・おじいさん達がたくさんいます。
そこに最若手なのにグイグイ紛れ込んで場所取りをするずうずうしさがある筆者。筆者はおっさん説あり。
女性一人は居心地悪いかな・・・ザキヤマみたいな格好をしていたら私なので声をかけてください。
さて、下半身がもよおしてきたらどうするか。自然相手にしてしまうか、人目を気にせずペットボトルにしてしまうか、ガマンするか、トイレに走るか。
近くにトイレがないので、一番いいのはしばらく水分を取らないでおくことです。
フォトコンテスト
毎年「大石田まつり」のフォトコンテストが開催され、賞金は1位に3万円です。
2017年からはインスタからの応募も可能になっていますが、必要なハッシュタグがわからない謎のコンテストとなっています。
過去の受賞作を見てみると審査員はプロではなさそう。ってことは運かな。
カメラのおはなし
はじめに打ち上げられた花火にAFでピントをあわせ、その後MFに変更して固定するか最初からMFであわせます。
思ったより花火は明るいので、ホタルの撮影のような苦労はしません。
ただ、花火が白トビすることがあるので露出マイナスに補正するか、オススメはNDフィルタ(ND4)を使用します。
今回撮影したのは真っ暗になる前はNDフィルタを使用し、暗くなったら外しました。それでもアンダーに撮影する必要はありませんでした。
他のカメラマンは暗いので撮影しづらいとか言ってましたが・・・。
設定は以下のようにしました。
絞り:F8~11(ほとんど11)
IS0:100~200(暗くなってから200)
露出:±0
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:バルブに設定して、花火のタイミングにあわせてシャッターを切ります。時間が長いほうが橋の灯りが川にはっきり写ります。
まとめ
会場付近では屋台街が形成され、多くの人で賑わいます。どんどん焼きでも食べましょう。
名称 | 大石田まつり「最上川花火大会」 (おおいしだまつり もがみがわはなびたいかい) |
URL | https://www.town.oishida.yamagata.jp/kankou/matsuri/o-maturi.html |
開催地 | 山形県北村山郡大石田町横山 下河原運動公園河川敷 |
開催時間 | 19:00~21:00 予定 |
駐車場 | ○ 1200台臨時、500円/1台、大石田町役場駐車場ほか |
料金 | 基本無料/有料席あり マス席:6~8名1万6000円(105マス) |
問合せ | 0237-35-2111/大石田まつり委員会事務局(大石田町産業振興課内) |
アクセス | 大石田駅から歩いて約13分 |
備考 | 交通規制あり。小雨決行、荒天時は翌日から8月19日まで順延 |