高見屋 最上川別邸 紅:舟下りが終わったらそのまま温泉へ直行したい
JR陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)か、車なら国道47号線のいわゆる鶴岡街道を通って最上川沿いを走ると「最上川舟下り」の光景を目にするようになる。
舟下り終着点の近くにある草薙温泉(くさなぎおんせん)の開湯は明治12年、道路工事中に温泉が噴出してからはじまる。
小さな温泉地にはかつて数件の旅館が営まれていて、そのうちのひとつだった「旧臨江亭 滝沢屋」は現在「高見屋 最上川別邸 紅」となっている。
久しぶりに近くを通ったら、あーいつの間にできたー、とは思っていた。2014年にできたばかりの新しい旅館で、本館と別館があるようだ。
隣は最上川で、反対側の道路ごしに線路があり、あとは山。最上川、道路、線路、山の状態がひたすら続く風景に突如巨大な旅館があらわれたら、それは目立つ。
舟下りが終わったらそのままチェックインというくらいに近いので、ワンセットで楽しみたいところ。
事前に電話していたので、すんなり入れていただく。
宿泊部屋全室から最上川が眺められる旅館ですが、今回は泣く泣く入浴のみの外来者となる。
一泊12,000円~20,000円前後など。
さてさて、フロントで支払いを済ませてモダンな建物の中を通って浴室に向かう。
脱衣所とガラス張りで境になった先に、浴室と最上川が見えた。
檜の香り漂う浴室に入ると、はっきりと最上川が流れる様子を確認できる。
窓の外に出られるようだったので行ってみると、階段になっていて下には浴槽がある。
川と両方入るように撮影したかったものの、うまくいかず。
外なのでやや温くなるが、そよ風にあたりながら舟下りが来ないかと待っていたものの、全く来なかった。
休みかな。
まぁいいや。
まったり過ごそう。
お湯はあっさりしているので長湯してしまう。
塩素消毒しているのに匂いはなく、硫黄泉ながら硫黄臭は感知しなかった。
源泉温度が23℃の冷鉱泉なので40℃以上に加温している。
泉質は単純硫黄冷鉱泉でシンプルな浴感。カルシウムや炭酸水素の成分も多少含まれるが、さすがに感知しない。
まぁいいや。
寝るようにまったり過ごそう。
できたばかりの旅館で情報発信する人は少ないようです。やや高級な印象がある和モダンな旅館は、やはり宿泊がオススメ。
情報提供:フォロワー様
以下、主に日帰り向け情報です。
施設名 | 高見屋 最上川別邸 紅 (たかみや もがみがわべってい べに) |
URL | http://www.mogamigawa-beni.com |
ジャンル | 旅館 |
アクセス | 高屋駅から車で数分 |
電話番号 | 0234-57-2100 |
源泉 | 最上峡草薙温泉滝沢屋源泉 |
泉質 | 単純硫黄冷鉱泉 |
効能(適応症) | きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病 糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、神経症、筋肉痛、関節痛 五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき 慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復 健康増進ほか |
源泉掛流し(湯使い) | 加水なし、加温あり、循環ろ過、塩素消毒あり |
料金 | 700円 |
営業時間 | 13:30~16:00 要確認 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 〇 |
サウナ | × |
露天風呂 | 〇 |
貸切風呂 | × |
休憩所 | × |
食事処 | × |
マッサージ | × |
手ぶらデータ | シャンプー類、ドライヤーあり、有料貸タオルあり |
備考 | 鍵付きロッカーはないので、貴重品はフロントへ |
住所 | 山形県最上郡戸沢村古口3058 |