湯の台温泉 鳥海山荘：鳥海高原ラインの紅葉と、月山や日本海が眺められる温泉へ

2017-11-11

2018-11-06

WRITER

武田編集長

　

この記事を書いている人 - WRITER -

武田編集長

第１回・第２回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

鳥海高原ラインに紅葉を見に行き、帰りに「湯の台温泉 鳥海山荘」で温泉でマッタリして帰るお話です。

マッタリというか、ヌクヌクというか。ヌックリというか。

今年（2017年）の紅葉はもうごちそうさまかなと思います。

2018年に再訪したもう少しマシな紅葉の記事はこちら↓

CLIP山形

鳥海高原ラインの紅葉：時の運と紅葉がめぐり逢う、路上カメラマンの葛藤

https://clipyamagata.com/chokai

鳥海ブルーラインとは別に「鳥海高原ライン」がある、と庄内以外の人はどの程度知っているのだろうか。きっと混同している。まぁいいけど。鳥海高原ライン「鳥海山・湯の台口」へと続く道路で、登山客が多く訪れる。鳥海山へ登れば雄大な紅葉、日本海、庄内平野まで一望できるものの、さすがに今回は登山まではチョット・・・※後日登ったので最下部に記載します。酒田市内から出発すると北東に進み、県道366号線から「湯の台温泉 鳥海山荘」方面の368号線へと曲がり、さらにひたすら進む。荒木橋付近徐々に紅葉が変わり始めた途中、「...

疲れた

紅葉がピークだと聞いたのは10月28日の事で、即日、酒田経由で遊佐に行きました。

はじめに遊佐町の十六羅漢岩付近から紅葉を眺めながら鳥海ブルーラインを走る予定でしたが、全面緑色でショックを受けつつ月光川ダム湖へ向かいます。

月光川ダム湖もハズレで、普通のダムでした。

山形市からの出発だったせいか、ここまで来たところで移動時間は2時間を超え、頭が痛くなります。車の運転は飽きた。

アタリだった

遊佐町に戻って空いたお腹を満たしつつ、どうせダメだろうと期待もせずに鳥海ブルーラインと似た名前でややこしい「鳥海高原ライン」へ向かいます。

まったく期待しないまま山道を上り続けると、徐々に紅葉が紅くなってきます。

鳥海高原ライン

天気がよければ見晴しもよかったであろうほどの高い位置に到達し、時々光が差したり差さなかったり不安定な天気でした。

なんとかタイミングを計って撮影してみます。

上り続けると紅葉がなくなってきたので、折り返します。

ここは鳥海山へ続く道路なので、もっと高いところまで行けばさらにスケールの大きな景観が広がり、月山や日本海、庄内平野を一望できます。が、それは来年に持ち越し。

11月に入って間もなく、冬期間なので一部通行止めになります。

※鳥海山荘は下部に続きます。

鳥海山荘へ

鳥海山って一般的に「ちょうかいざん」と呼称するものと思っていたら、「ちょうかいさん」とも言うらしい。どっちかというと「ちょうかいさん」かもしれない。

何故なら、これから訪れるのは15周年（2017年現在）を迎えた鳥海山荘は「ちょうかいさんそう」だからです。

国民宿舎として昭和40年6月（1965年）にオープン。平成14年（2002年）にリニューアルしているのでとても綺麗な、いわゆる公共の宿。

入り口と鳥海山

早速入浴

紅葉狩りで満腹した帰り、鳥海高原ラインのすぐそばにあるので入浴しないわけにもいきませんでした。

日帰り入浴者は多く、駐車場には宿泊者以外の車も多くとまっています。登山者は拠点にして宿泊するのだとか。

長距離の入り口から中に入り、受付をすませます。

落ち着いた暖炉のあるラウンジでホッコリしている夫婦を発見し、幸せそうだなぁとしみじみ。なんだか山小屋のよう。

ラウンジ

脱衣所は広く、浴室も広いです。露天風呂もありますが、狭いので一人しか入れないかも。内湯でも見える景色は一緒なので、戻ります。

お湯は無色透明で、やや塩素臭がします。湯使いは不明で、泉質の詳細も不明でしたが調べた範囲で下部に記します。

出典：酒田さんぽ

源泉名は不明でしたが油田開発の掘削井から自噴したものが多く、湧出温度は28度と低いため加熱しています。

循環ろ過しているため温泉感はやや薄めです。カルシウム成分を含むらしいですが、とくに感じることはなく炭酸水素っぽさもそれほど感じないかなぁと。。。PHは中性ですが、ややヌメッとするので温泉なのだろうと思います。

それはいいとして、天気がよければ湯船から月山や出羽丘陵の美しい風景を眺めることができ、客室からは庄内平野や日本海まで見渡せるのだとか。

なので、それで相殺すればいいのです。

今回はこんな感じ

再訪して休憩

休憩室・研修室「鶴間」

誰もいないのでゆっくり寝ました。210円と激安。

以下、主に日帰り入浴の情報です。