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湯野浜温泉下区公衆浴場:磯の香りがする温泉なんて本当だろうか?

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

鶴岡市の湯野浜にやってきたものの海水浴の季節は一瞬で過ぎ去り、でも湯野浜温泉があるのでひと風呂浴びようか、と訪れてみた。

温泉街なので旅館は多く、日本の夕日百選にも選ばれているので、宿泊込みで訪れたいところ。

公衆浴場もあり、「上区」と「下区」の2つの入浴施設がある。今回訪れたのは、下区公衆浴場。

駐車場は少し歩いたところの鶴岡信用金庫の裏にある。

すでに車がいくつか泊まっていたので、ずいぶん人気だなと思いきや温泉利用客だけではなかった。

温泉施設は湯野浜振興センター「コスパ」内の1階にあるので、コスパの利用者がこちらに停めるようだ。

コスパはコミュニティーセンターで、ちょっとした複合施設になっていて展示ホールや会議室、研修室などがあり、地元の観光協会や旅館組合もこちらにある。

道路向かいには足湯があり、ネクタイを外したサラリーマンや、地元のオバちゃんらしき人が利用していた。

となりに飲泉場もありますが、熱いので注意。

施設の東側にある細い路地を少しだけ入ったところにあるようだ。

案内があるのでわからなくはないはず。

中に入って下駄箱らしきところに靴を脱ぎ、券売機から購入しようとしたら故障中だったので直接現金で支払う。

300円。大人も子供も300円。

入ってすぐ畳の休憩所らしき小上がりがあり、すぐ右手に浴室があります。

脱衣所にロッカーはあるものの使える状態ではなく、浴室との境がガラス張りになっていて一応防犯ぽくなっている様子。

※ロッカーは管理人に言えば鍵を貸してくれる。

備え付けのシャンプーや石鹸類はないので、持ち込む必要がある。

持ち歩いていてよかったー。

源泉温度は56℃を超え、施設内に入ってくる地点で52℃になる。

そして浴槽に湯を注ぐと適温になるはずだが、訪れたのが夏だったせいかクソ熱い。

一緒に入浴していた温泉ベテランの佇まいをしたオッチャンもさすがに熱くて加水していた。

浴槽の広さは5人程度で、オーバーフローしてピカピカ輝いているのは見るからに新鮮。

無色透明で、塩分高め。

塩素で消毒しているので飲めないですが、舐めてみたらショッパい。

海が近いせいか、ほんのり磯の香りがしてくるのは気のせいではない。

これは珍しいし、嬉しい誤算。

アルカリのツルッとした肌ざわりがあるうえ、カルシウムのキシ感もある。

いかにもな公共感が出ていて情緒なるものはありませんが、磯の香りを嗅ぎに来てもいいのでは?

施設名 湯野浜温泉下区公衆浴場
(ゆのはまおんせんしもくこうしゅうよくじょう)
ジャンル 日帰り温泉
アクセス 鶴岡駅から車で約20分
庄内空港から車で約10分
湯野浜温泉バス停より徒歩0分
電話番号 0235-75-2300/湯野浜コミュニティーセンター
源泉 湯野浜1号、2号、3号、4号、5号
泉質 ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
源泉掛流し(湯使い) 〇 加水・加温なし、塩素消毒あり
効能(適応症) 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫
冷え性、抹消循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、糖尿病、痔痛
自律神経不安定症、睡眠障害、うつ、病後回復期、疲労回復、健康増進
きりきず、皮膚乾燥症ほか
料金 300円
営業時間 6:00~7:00
10:00~21:30
定休日 第2・4木曜日
駐車場
サウナ ×
露天風呂 ×
貸切風呂 ×
休憩所
食事処 ×
マッサージ ×
手ぶらデータ シャンプー類なし
住所 鶴岡市湯野浜1丁目1

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