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五色温泉 宗川旅館:山奥にある秘境の秘湯へたどり着くと、玄関で柴犬がお出迎え

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

2020年11月30日閉館

最後の秘湯

姥湯温泉 桝形屋滑川温泉 福島屋、と温泉ハシゴをしてさらに最後の一湯として「五色温泉 宗川旅館」の日帰り入浴をいただきました。他と違い、冬も営業しており、積雪3メートルになっても問題ないらしい。

車で滑河温泉から五色温泉までは車で大きく回っていかなければいけませんが、モノ好きな人は車で行けない道を歩くらしいです。

そんな奇特な趣味はないので米沢市の山奥、峠駅からぐるっと東まわりに山中を進むと南東方面の森林の中にポツンと一軒宿がありました。

玄関に犬がお待ちしてます

歴史あり

かつて樹海の隙間から五彩の湯けむりが立ち上るのを見て発見したと伝えられ、伊達、蒲生、上杉の藩主に受け継がれてきた温泉で、1609年、直江兼続が嫡男の景明のために湯壺を開いたといわれています。

玄関から中に入り、日帰りの希望を伝えます。内湯は宿泊者のみで、露天風呂のみとなるので旅館から一旦外に出て坂道を上っていきます。

犬のチコ

玄関前には人に馴れた犬が誰かを待っていました。ヨシヨシといきなり触っても特に嫌がることなく、お年を召した番犬だろうか。

チコ

旅館横にはアジサイが咲いていて、その先には奥羽山脈が雄大に広がる光景を目にします。

この自然を露天風呂から眺めることになります。

露天風呂入り口

玄関向かい側の坂道を歩いて露天入り口付近に近づき、鄙びた建物に遭遇し、靴を脱いで中に入ります。

古い総木造小学校の校舎みたいな中、念のため慎重に進んで行きます。

いきなり床が抜ける事はないでしょうけど。

脱衣所に入るとすでに浴室は見えて、その先の風景まで脱ぐ前から見通すことが出来ていました。

露天というより半露天。

無色透明な湯は一切オーバーフローしていない。なぜだ・・・循環はしてないらしいので、恐らくどこかから流れ出ているのでしょう。

浴室

湯底は滑るので注意。

数人は入れる程度広さで、匂いはないといえば、ない。

湯温は40℃になっていて、ややヌルめ、人によっては丁度いいくらい。

浴感

姥湯温泉滑川温泉とはまるで泉質が違ってあまり大きなインパクトはないが、いつの間にか温まって、湯から上るとサッパリする。

少しヌルヌルするお湯ですが湯上り後の肌はサラッとしていて、それはそれで気持ちがよかった。

以下、主に日帰り入浴用の情報です。

施設名五色温泉 宗川旅館
(ごしきおんせん そうかわりょかん)
ジャンル旅館
住所米沢市板谷498
アクセス米沢駅から車で40分
宿泊者は板谷駅から送迎あり
電話番号0238-34-2511
源泉5号源泉
泉質ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
効能きりきず、やけど、慢性皮膚炎、虚弱児童、慢性婦人病、神経痛
筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ
くじき、慢性消化器病、痔、冷え性、病後回復期、疲労回復
健康増進ほか
料金600円
営業時間10:00~16:00
定休日 
駐車場
源泉掛流し
サウナ×
露天風呂〇 半露天
貸切風呂×
休憩所×
食事処×
マッサージ×
手ぶらデータ石鹸類なし
備考 
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