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第2回CLIP山形映画大賞:2019年の映画賞を今さら決める

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

めでたく第2回を迎える周囲の反応が薄い、勝手な映画祭を開催します。

すっかり忘れていたこの企画、東スポ映画大賞に合わせていたのにどうやら今年は開催しないらしい・・・

ノミネート作品

小さな独裁者

第2次世界大戦末期に起きた実話をもとに描いたドラマで、部隊を脱走した兵士が軍服を拾って大尉になりすましてエスカレートし、大量殺戮へ突き進むという危ない話。彩度を落とした乾いた映像が印象的。

ブラック・クランズマン

黒人刑事とユダヤ人の刑事がKKKに潜入捜査する史実をもとにした話。スパイク・リーの新作で、デンゼル・ワシントンのセガレを大抜擢した。コーリー・ホーキンズの存在感がたまらなかったなぁ。

やたら批評家受けしている。

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス

2017年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で観た。劇映画ではないので娯楽の客呼び映画とは違うものの、きっと楽しめるのではないだろうか。ワイズマンの映画ということで観に行ったけど、ドキュメンタリー映画としては特別なものはない気がする。あえて王道にしたのか。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

タランティーノの新作。彼はどこへ向かって行くのだろう。

遅々とした時間が流れる演出がタランティーノっぽいといえばそうなのだが・・・多くの作家は自身のスタイルが一度完成すると壊しにかかるけど、成功例はほとんどない。

人間失格 太宰治と3人の女たち

公開後に沢尻ショックが起こった蜷川実花の映画で、独特の映像美に没入できるはず。

ジョーカー

バットマンの宿敵ジョーカーが誕生するまでを描いたらしいけど寝ちゃった。大ヒットを記録しているし、ベネチア映画祭で金獅子賞を獲得している。あらゆる監督の演出を模倣し、内側から切り裂こうとしているのではないか。でも寝ちゃった。

アイリッシュマン

スコセッシ、デ・ニーロ、ペシのトリオが復活した!「カジノ」以来?それだけで観る価値ありありな映画なのだ!さらにハーヴェイ・カイテルやアル・パチーノまで出演するという涙もの。

グッド・フェローズみたいなダッシュで駆け抜ける内容を期待したけど、ハズレた。

ドクター・スリープ

キューブリックの「シャイニング」の続編らしき映画で、原作がスティーブン・キングの娯楽。節々にキューブリックへのオマージュらしき演出があるものの、別の映画。楽しめばいいのでは?

ディリリとパリの旅行時間

山形は2020年3月公開。パリ好きだから観に行った。

最優秀賞

アイリッシュマン

やはりスコセッシ、デ・ニーロ、ペシのトリオが復活しただけで賞を贈るしかない。

ひとこと

観た映画並べただけだけどね

話題賞

ノミネート

井上尚弥(WBSSバンタム級優勝)
カルロス・ゴーン(逃亡)
イチロー(引退)
金田正一(死去、200㎞/hの球を投げていたらしい)
岡本昭彦(吉本興業社長)

最優秀話題賞

井上尚弥

ノニト・ドネア戦は現地で観戦させてもらった。片目でも勝てる天才には今後も期待しかない。

2019年流行語大賞

お前らテープ回してないやろな

今どきテープはないと思うが、その程度の人が社長をやっている。

最後に

もっと早くやればよかった。

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