CLIPサイパン:常夏の蒼い島に行けば何かあると思ったらそうでもなかった
最近はコロナの影響でイベントの中止が相次ぎ、楽しみにしていた花火大会もなくなったところがほとんどだったので、昔訪れたサイパンの記事を書くという本題から外れ過ぎた、といっても当サイトではありがちな方向に行ってみる。
昔撮影したデジカメなので画質が悪く、サイズも小さかったけど現像ソフト「Lightroom Classic」等で新たに搭載されたスーパー解像度なる機能を適用すると、画質を落とさずサイズを拡大できる。画質が悪いのと撮影が下手なのを改善してくれないかと思ったけど、テクノロジーはまだそこまで及んでいない。
記事内では幅800pxなのでギリ使わなくてもいいかなぁ、という程度の機能だったけどね。
サイパンって
なぜサイパンなのか。近くのグアムの方が良かったのに、未だによくわからない。
かつての戦争の跡を見るくらいしかなく、大型ショッピングセンターや有名なリゾート、観光地というものはない。でも静かでいい。
現在はアメリカの自治領で、北マリアナ諸島の島のひとつ。
気候
常夏の島で、年間を通して暖かく、日本のような四季はなくて雨季と乾季のみとなり、気温の大きな変化はない。高くなっても30℃を少し超える程度で、沖縄と似て35℃を超える猛暑日なんてほぼない。山形は盆地の影響でフェーン現象に陥り、40℃近くの危険水域に達する。山を削って欲しい。
といっても暑さの種類は違って、なんというかあっという間に肌が焼けるようなジリジリとした、太陽が近い感じがする。
交通
サイパンへ
まず日本・サイパン間の航空便は現在、スカイマークが成田空港から運航していて片道約3時間半。昔は違った航空会社のはずだけど覚えていない。
ちなみに時差は1時間程度、日本が遅れている。
現地移動
観光客としては現地の街中であればシャトルバスを使うけど、自由に島内を動き回るならレンタルで車やバイクなどを借りる。日本の運転免許を提示したら問題なかった。原付が安い。
観光地
戦争
誰もが知る歴史で、連合国軍上陸からの激しい戦闘による多数の犠牲者を出した。バンザイクリフなどにも訪れたけど、とても撮影する気にはなれない。また、誰もいなかった。怖い。
ということは何処に行ってもかつては戦争したのだから、撮影できないのでは?と聞かれたら何も言えないけど。
バナデロ(ラストコマンドポスト)
サイパン島北部に位置するマッピ山の崖下にある戦跡地。大戦時に日本軍最後の司令部があった場所で、トーチカという鉄筋コンクリート製の防御陣地は砲弾が直撃して2メートルの巨大な穴が空いていて、岩に無数の銃撃の穴、戦車や高射砲など激しい戦闘の跡が残っている。
余談
そういえば間もなく映画「MINAMATA」が公開され、W・ユージン・スミス(ジョニー・デップ主演)が基になっている。スミスは米従軍カメラマンとしてサイパン、硫黄島、沖縄を巡り、沖縄戦で砲撃弾の爆風をくらって死にかけた。のちに日本の女性と結婚する。映画ではたぶん、戦争の描写は少なくて水俣病取材関連がメインと思われるけど。
バードアイランド
でも、同じ海岸でもこちらは撮影しちゃうという・・・
展望台(っぽい場所)からたくさんの海鳥を見つけることができる景勝地となっている。正式名称はチャモロ語で「鳥たちが眠る島」という意味を持つ「イスレタ・マイゴ・ファハン」が写真中央に見える。多くの日本人が移住していたころは、月見の名所として知られており、「月見島」とも呼ばれていた。
海
たぶん、ダイビングのためにやってくる人が多いのかもしれない。
海は透き通っていて、砂浜はきめ細かく白いのでイメージするリゾートそのものではある。。。
買い物
DFSなどの免税店が並び、高級ブランドも多い。山瀬まみ夫婦がいた。
飲食
観光客が多いので、国際色豊かなお店が並んでいる。日本語が通じる店が多いと聞いたけど、結局それは1件もなかった。
せっかくなら現地チャモロ料理や海鮮料理を食べたいところ。
ホテル
当然ながらピンキリ。旅行会社通せば、それなりに安全なところに泊れるのではないだろうか。と思ったけど、安いホテルを選んだらオイオイ大丈夫か?な所だった。
窓の外の眺め。
その他
少し痛いような日差しだったので、長時間屋外というのは危ないかもしれない。
ではまたー