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洗心庵の紅葉:風流の極みたる回遊式庭園の小宇宙を鑑賞しよう

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

もみじ公園の紅葉と時期を同じくして、距離も近い「洗心庵」の紅葉を見に訪れた。

もみじ公園からは車で約5分、徒歩でも15分程度。

洗心庵について

故服部敬雄氏の邸宅・庭園を寄贈された県が、庭園修景と文化学習施設を整備したもの。

造園家・岩城亘太郎が手掛けた庭園をもとに修景されたもので、石造美術品が所々に配置されている。

建設された文化学習施設では、県産木材等の地元素材や伝統技術が使われていて、展覧会、演奏会、たまに落語などが開催されている。

回遊式庭園

入園無料だった敷地に入り、特に受付があるわけでもなくお邪魔する。

30種1000本の樹木を使った池泉回遊式庭園だそう。

回遊式庭園とは

日本庭園の形式のひとつで、読んだ通り回遊して鑑賞する庭園。

池泉回遊式庭園とは

回遊式庭園の中で最も一般的な形式で、池を中心に配して周囲に園路を巡らし、自然のあらゆる条件や名勝を凝縮させる。

入園

入り口のそばにある夫婦クロマツ。その左にあるのは蔵王の巨石。

アカマツ林を通り抜け、謎の石を横目にしつつ先に進み、野仏の先にあるキリシタン燈篭の付近を通過するという奇妙な体験をしていく。

離れのある和室の前に池があり、紅葉と錦鯉が風流なものであった。

和室から眺める人はしばらく動けなくなる。

野仏

庭園内にいくつか野仏がある。

フォトコンテストがあるので、題材にされる場面は多いかもしれない。

燈篭

燈篭もいくつかあるが、フォトコン題材としてはホトケさんに劣るかも。

池の前に立つと恐らく錦鯉が反応して寄ってくるんだと思う。餌をもらえると勘違いして。

こちらに寄ってきては水面から顔をだして、口を大きく開けてくる。

もらえないと知ると周囲をグルグル回り始めた。

小型渓谷前の情景は美しく、水面のプルプル感と反射とモミジが撮影を誘う。

建物内

こちらも無料で入ることができた。

イベントを開催する際は施設利用料を支払うようだ。

こちらはサラッとでいいや。

最後に

紅葉のピークになるともみじ公園は激混みになることはしばしばだが、比較的空いている近くの洗心庵に是非とも訪れたい。

秋でこの美しさなのに、オススメは春や夏だというので、また来年。

名称 洗心庵(せんしんあん)
URL https://www.gakushubunka.jp/senshin-an/
見頃 10月下旬~11月中旬
規模感 ☆☆中
開園時間 9:00~21:00
料金 無料
定休日 毎週月曜日、毎月第3 日曜日
駐車場 あり
問合せ 023-664-2800
アクセス 山形駅から車で約10分
所在地 山形市緑町1丁目4-28

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