山寺と紅葉:筋肉痛の覚悟で階段をのぼると待っている絶景
車でやってくると近くの駐車場はすべて有料になっていることに気が付いて、たいていは付近の飲食店を利用すると駐車料金が無料になったりします。
山寺駅には展望台があり、山寺全体を眺めることができました。
※一部撮影し直しました。
山寺とは、山形県山形市にある由緒ある正しい有名なお寺で、正式には「宝珠山 立石寺」(ほうじゅさん りっしゃくじ)と言います。貞観2年に清和天皇の勅願によって慈覚大師が開いたお寺で、 正面の大きな建物は、国指定重要文化財の根本中堂があり、とても貫禄があって山形県内の観光地としても人気ナンバーワンを誇っています。松尾芭蕉の俳句にも歌われている「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という有名句でもおなじみとなっている所です。
山門には、このような看板がありました。スマホを否定はしないのですね。さすが観光名所。
山寺と名の通り、山の上の方に位置しており眺めが最高の場所で、落ち着きのある自然豊かな所です。自然に溶け込んでそびえ立つ建物には、四季折々の雰囲気を楽しむ事が出来ます。
特に秋の紅葉の季節には、感動を覚えるような風景が広がります、とか言いながら普段運動していないと階段はキツいです。
立石寺仁王門
階段の最終地点付近にある門の前は紅すぎる紅葉と共に迎えてくれました。
開山堂
開山堂は「立石寺開山 慈覚大師」の御堂で、大師の木造の尊像が安置されています。この御堂が建つ崖の下には大師が眠る自然窟があります。
右の半分切れているのが開山堂で、左は納経堂。
2018年撮影し直し
開山堂から右の階段をのぼると間もなく、五大堂があります。舞台造りの御堂から眺める絶景は言葉に変えられないものがありました。五大明王を祀って天下太平を祈る道場になっているそうです。
五大堂
道場内に入るとこんな感じです。
五大堂内から眺める風景
周辺には土地の名産品を売っている場所や、食べさせてくれるお店が多数あり、歩いて楽しむには最高のローケーションとなっています。
山形蕎麦の焔藏 山寺店はこちら
疲れた体を癒すには、車で1時間ほどの所にある、蔵王温泉を利用して宿泊または日帰り入浴するようにすれば、楽しみも広がります。
日帰り温泉でオススメ「蔵王温泉 すのこの湯 かわらや」
電車の場合は、山形駅から仙山線を利用しても約20分ほどで付く場所ですので、山形観光や旅行で行く際にはとても便利な所になります。自然豊かな山寺に一度は足を運びたい場所です。
編集:誰か忘れた
撮影:編集長
2017年再訪
1年後再び訪れました。
道路からすぐの階段を上がって、最初に見えるお堂(根本中堂)の前で煙を浴びます。
欧米からの外国人観光客はこういう光景を目にして大喜びしている。銀山温泉に多かった台湾からの観光客は、こちらにも多く訪れていて、台湾にも似た光景はあるせいか物珍しさは感じてなさそう。
「小さい線香だなぁー」くらいの感想はあるかもしれない。
皆さま運動不足のようで、途中で休憩をしながらというのはいつも通り。
木と木陰と木漏れ日と紅葉・・・
階段を上がると足が痙攣しそうなほど疲れてくるので、森林浴や紅葉狩りの余裕はなくなります。
こんなところにも1円玉が乗っていたりします。
せっかく紅葉の季節なので、紅葉も撮っておくか。
奥には開山堂。
ふくらはぎがおかしくなってきたので帰ります。
スポット名 | 山寺(宝珠山 立石寺) (やまでら・ほうじゅさん りっしゃくじ) |
ジャンル | 寺院 |
紅葉の見頃 | 10月下旬~11月上旬 |
TEL | 023-695-2843(立石寺 山門寺務所) |
拝観料(入山料) | 大人300円、中学生200円、4歳以上100円 団体割引あり |
アクセス | 山寺駅から徒歩5~6分 |
休み | 立石寺奥之院は冬期間 閉鎖 |
所要時間 | 1~2時間 |
住所 | 山形県山形市山寺4456-1 |