銀山温泉の夜景:ノスタルジックなガス灯の灯りが幻想的大正ロマンを演出する
銀山温泉の紅葉を見に行ったら日が暮れてきて、少しずつ雰囲気が幻想的になってきました。
銀山温泉では大正ロマン溢れる風情が日中とは違った趣になり、ガス灯や旅館から漏れる灯りが街並みを形成してノスタルジックに演出します。
ゆっくり日が暮れてくると同時に、旅館から宿泊客が撮影しに外出してきたり、観光客がやってきたりで人が溢れて撮影しにくくなります。
カメラを構えても前を人が通りすぎ、失敗することもしばしば。
浴衣を着たまま外を歩くのは風情を倍増させますが、どうせなら下駄も履いてくれればいいのにそういう人はいません。
レンタル着物屋さんがあるので、着て徘徊するなり記念撮影するのもいいでしょうね。
19時頃になったら誰もいなくなりました。
写真手前は「旅館永澤平八」、木造三階建ての温泉宿。写真奥は「能登屋旅館」、国指定有形文化財に指定されているそうです。
「能登屋旅館」の正面
かつてはドラマ「おしん」の舞台として有名になりましたが、イマドキ「おしん」の聖地巡礼をする人はいないでしょう。
そのあと旅館藤屋の元女将、藤ジニーさんが有名になりアメリカ人などの観光客が増えました。温泉街入り口には巨大なジニーさんパネルがあったのですが、残念ながらジニーさんは母国のアメリカに帰ったので取り外され、現在は台湾からやってくる人が多いです。
近代的でモダンな「藤屋」↓
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデル地のひとつと噂されていますが信憑性はありません。宮崎駿監督自身「色々な温泉が入っていて特定のモデルはないけれど、道後温泉は確かに入っている」とコメントしており、思わずズッコケそうになります。なので公式に銀山温泉を参考にした記録はありません。「油屋」と雰囲気は似ていますが、憶測にすぎませんでした。
余談でした。
お土産などが販売されている「江戸屋」
唯一の木造4階建て「古勢起屋別館」付近からの撮影、場所的には映えるかも。
「古山閣」を寄りで撮りました。正面に飾られた鏝絵(こてえ)は、七夕、田植え、鯉のぼり、雛人形、豆まきなど一年の行事が描かれています。
この対岸から撮影した写真がベストになりました。
名称 | 銀山温泉の夜景 |
URL | http://www.ginzanonsen.jp/ |
駐車場 | 共同駐車場あり |
開場時間 | 自由散策 |
料金 | 無料 |
問合せ | 0237-28-3933/銀山温泉観光案内所 |
アクセス | 大石田駅から尾花沢市営バス銀山温泉行き終点下車(約25分) |
所在地 | 尾花沢市銀山新畑 |