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白兎のしだれ桜:一度枯死したはずが蘇ったお化けサクラ?

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

枯死したはずの桜が咲いていたので、お化けかと思った。

「白兎」というのは地名。

基本情報

名称:白兎のしだれ桜(しろうさぎのしだれざくら)
見頃:4月中旬~下旬
規模感:☆小
料金:無料
駐車場:あり
トイレ:なし
アクセス:長井駅から車で約15分
所在地:山形県長井市白兎2268

諸事情

樹齢150年を超えたシダレザクラは、すでに枯死していて現在は新たに植えた若手の桜だった。

元々あった桜は豪快で樹高16mもあったとされるが、完全に枯れたらしい。「日本三十三枝垂桜」のひとつだった。枯れたから今は違うかな。

江戸末期から明治初期の頃、葉山神社の宮司であった嶽本竹丸氏が白兎地区の全神社を敷地内に合祀した際、記念に植えたもの。

白兎の地名

なんとも「白兎」という奇妙な地名には言い伝えがある。

1393年に丹後国の高僧である僧恵法律師が砂金で出来た薬師如来を見つけ、この仏像を捧げて白狐と白兎の導きで西山に登り、葉山神社を建てて祀ったため白兎という地名が生まれたという。白兎が道案内をしたというわけ。

この地区では白兎を神の使い、幸せを招く兎として大切に扱われてきた。なので家畜としての飼育を禁止してきたという。

不気味な地名だと思ったけど、キーホルダーにしてあやかりたくなってきた。

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