想耕庵で風流な時を過ごしながら蕎麦を食べてみよう
まるで秘境
にぎやかなリナワールドの近くに、急に秘境のように静かな場所があります。
春になると桜のトンネルのようになるであろうと想像しながら、並木を潜り抜けます。
温泉旅館が併設
温泉に入るため龍王温泉荘に入り、ロビーにいたおじさんに蕎麦について尋ねると
「そこから行けるよ」
とひとつながりになっている通路を教えてくれました。
「まずは風呂入るといいよ」
ゆっくりと温泉に浸かった後、おじさんが先ほどと全く同じ位置に座っていて、普通盛と大盛のどちらかを尋ねてくれます。
通路を進んでいくにつれ、温泉施設とは趣が変わっていき、想耕庵専用の入り口前を通り過ぎると畳の座敷が広がります。
外から入り口をみるとこんな感じ。
異空間
案内された先にはたくさんのテーブルと座布団が敷かれ、レトロな骨董品が並べてあり、思わず息をのみます。
目の前の桜や紅葉、その奥を流れる須川、さらにその遠くを走る新幹線を巨大なガラスが銀幕のように切り取ります。
実は新幹線が走っているわかりにくい写真↓
暖かい時期になるとベランダにテーブルが並べられ、多くのお客で賑わう風流な光景を目にするでしょう。
春や秋に来るのもよさそうです。
ご主人の超絶技巧
テープルにあるメニューをみると、「板そば」の他に「つけ鳥」や「つけ鴨」があったとは・・・メニューすら見ないで頼んでしまっていた。
自噴の弱アルカリ温泉水を加えた二八の蕎麦だという。
やや細めの蕎麦を口に入れると、フワッと香りが広がります。ワサビはつゆに入れず、蕎麦に絡めて食べたい。ワサビの香りが蕎麦の楽しみを後押しします。
ゆっくり時が流れる中で、ゆっくり蕎麦を食べれば、慌ただしいOLやサラリーマンは仕事がバカバカしくなるかもしれません。
時期を改めて、自家栽培の無農薬野菜の天ぷらを食べに来てみたいです。
春の入り口付近
四季折々の風景を眺めながら蕎麦ランチしてみたい。
店名 | 想耕庵(そうこうあん) |
ジャンル | そば |
TEL | 023-673-3008 |
営業時間 | 11:00~15:00 |
定休日 | 第1・3木曜日 |
駐車場 | あり |
予算 | 1000円前後 |
住所 | 山形県上山市金瓶原150 |