水車生そば:鳥中華のパイオニアは如何にしてプライドを捨てて賄いを提供するようになったか
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暗殺そば
天童市の「水車生そば」は1860年、桜田門外の変で大老井伊直弼が暗殺された頃に創業しました。
ウェブサイトでは1860年(文久元年)と紹介されていますが、1860年は安政から万延の頃のように思います。
たぶん。
店舗の裏の巨大駐車場に駐車して、大混雑した店内に入り、とりあえず空いた席に座ると超丁寧な接客で対応してもらいます。
そば屋なのにラーメンが有名という山形ではありがちなパターンですが、「鳥中華のパイオニア」としての水車生そばで名物を注文してみます。
元祖鳥中華(700円)
鶏肉、ネギ、海苔のほか、ラーメンなのに天カスがのっています。
最初からコショウらしきインパクトが効いていて、そば屋のラーメンにありがちなシンプルスタイルではありませんでした。
中太のちぢれ麺はコシがあり、少し固めに仕上がっています。
鶏肉があっさりしていてホッとします。これがパンチの効いた味なら胃がもたれるでしょう。
まかないの昇進
「鳥中華」は蕎麦に使う和風だしと鶏肉を使った「まかない食」としてのラーメンでしたが、20年前に近所のおばさんの嫉妬によってメニューに掲載されるという「奇跡の昇進」を成し遂げます。
それを聞いた息子はまるで自分の事のように泣いて喜んだという。
何の話かわからなくなってきましたが、美味しいということです。
店名 | 水車生そば(すいしゃきそば) |
ジャンル | そば、ラーメン |
TEL | 023-653-2576 |
営業時間 | 11:00~23:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | あり |
予算 | ~999円 |
住所 | 山形県天童市鎌田本町1-3-26 |
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