日本一美味しいカツ丼屋「えばと」の家庭的加減に頭が下がる
2019年6月末日で閉店
一軒家だけに家庭的
役場などの中心市街地から北に向かい、橋を渡って巨大ソーラーパネルの裏に谷地のソースかつ丼の元祖といわれる「えばと」がある。場所は少しわかりにくく、外見は一軒家。
ご夫婦で切り盛りしていて、ご主人の口から
「おいマイケル、車どかして!」
とギャグとしか思えないセリフが真面目に交わされたりしている。
ちなみに、江波戸(えばと)はかつて千葉県出身だった苗字が由来で、現在はタケダだそうです。
暖簾をくぐると、テーブルが2つ並んでいて雰囲気がアットホームにも程がある感じ。
カウンター席にはいろんな物が置いてあり、お客が座れる状況ではありません。額に入った絵画や、自動車用の工具やウーファーが置いてあったり、カップ焼きそばが置いてあるなど不可解な場面に遭遇するでしょう。メニューに肉そばがあるというのに。
家庭的なんです。
お昼は近所の出前が多く、ご夫婦で配達しています。店内には地元で働くサラリーマンの常連客がいました。
トンカツ中華(700円)
他で聞いた事がないメニューは、かつ丼と同じ値段でした。
カツ丼(700円)
カリッとした衣に包まれ、甘味があり、カレーの風味もある谷地独特のもの。
ソースは想像する味ではなく、独特の甘いタレ。このタレがごはんにもかかっていて、濃厚な風味は鼻を通って脳天に響く。
さらに唐辛子をかければ絶品に仕上がり、一度食べると必ずやみつきになる。
日本一美味しい「かつ丼」と断言しても誰も否定しないでしょう。
店名 | 江波戸食堂(えばとしょくどう) |
ジャンル | 定食(かつ丼、ラーメン) |
TEL | 0237-73-4043 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり |
住所 | 山形県西村山郡河北町吉田131-2 |