内川河川緑地の桜:城下町風情が残る鶴岡の静かな穴場スポット
鶴岡公園の桜を鑑賞するため大勢の人が集まってくるけど、少しだけ離れた内川沿いの桜並木に来たとたん、誰もいないほど静かだった。
基本情報
名称:内川河川緑地の桜(うちかわかせんりょくちのさくら)
見頃:4月中旬~下旬
規模感:☆☆☆大
料金:無料
駐車場:あり
トイレ:あり
アクセス:鶴岡駅から車で数分
所在地:山形県鶴岡市泉町98(内川ほっとパーク)
内川ほっとパーク
鶴岡公園からおよそ200m移動すると内川が見えてきて、その周辺から北に向かっておよそ600mの桜並木が続いていた。本来この近くにある赤色の三雪橋を挟んだ桜は写真映えするらしいけど、この先にある公園周辺が気に入って撮ってなかった。
北端には内川ほっとパークが整備されていて、駐車スペースもあり、トイレもある。
川沿いに植えられた約40本のソメイヨシノや、街並みも含めてそそられるものがあった。
赤レンガのトイレ
赤レンガの公衆トイレは大正9年に蒸気ポンプを配備するために、大泉橋のたもとにポンプ庫として建てられていたもので登録有形文化財となっている。
この大正ロマンと桜の相性がぴったり。
海坂の桜小祭り
毎年桜の時期に祭りが開催され、ミニコンサートや落語、バンド演奏、夜にはライトアップが行われる。
※2021年はライトアップのみ
作家・藤沢周平の時代小説の舞台となった「海坂(うなさか)藩」の情緒を楽しむ、という乙な大人の愉しみとなるだろう。
ちなみに内川は、藤沢周平作品に登場する五間川のモデルとされる。
最後に
既述の通り鶴岡公園から徒歩圏内で、鶴岡駅からも車で数分程度と近い。
城下町風情、庄内独特の雰囲気を感じるならむしろ鶴岡公園よりこちらの方が楽しめる。