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赤倉温泉 お柴灯・鳥追いまつり:下帯1枚の裸集団が走る奇祭

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

裸まつり

調べてみると、県内で開催される“裸まつり”は意外に多いのです。

そのうち裸祭りの競演とかやったら面白いのに。

お柴灯まつり

赤倉温泉のお柴灯(おさいとう)まつりは古くから行われる伝統行事で、 家内安全と商売繁盛を祈願するため、男たちが松明(たいまつ)を持って雄叫びをあげながら温泉街を駆け回るという。

今年(2019年)で44回目。

開催日時

1月12日(2019年)

毎年開催日は変わり、 1月15日の小正月近くの土曜日になります。

開催場所

新しくできた日帰り温泉施設「おくのほそ道 赤倉ゆけむり館」前がメイン会場となります。

近づくと巨大なお柴灯が見えてきて、すでにたくさんの人で賑わっていました。

駐車場

付近にあるので特に困らないでしょう。

開催日程

18:00~開場

18:30~開式・ご祈祷

18:57~鳥追い神社出発

19:00~点火・鳥追い

19:20~みかん撒き

19:30~開運大抽選会(無料)

20:00~閉式

鳥追いってなんだろう・・・

お柴灯まつり開始

18:00 開場

この日はそれほど寒くはなく、雪も降っていない撮影に適した天気でした。

かつては大雪の中だったり、お柴灯が白くなったりしていたようです。

18:30~開式・ご祈祷

ついに始まって、皆お柴灯に向かってご祈祷・・・

と思ったら間もなく、下帯1枚の男たちが雄叫びをあげながら走ってやってきた。

これが鳥追いか・・・

19:00~点火・鳥追い

「鳥追いじゃー」とか叫んでいる。

お柴灯には「だるま」や「正月飾り」などが積み上げられ、鳥追いはそれを囲むようにして点火していきます。

なぜ松明なのかというと「稲に群がる害鳥や害虫を火で追い払う」というのが始まりのようです。

炎はあっという間に大きくなり、ほとんど暖炉みたいで“ほんわか”した雰囲気の中、なごやかに過ごしました。

点火後すぐにいなくなり、祝い事のある家や旅館を走りながら回っていく・・・

フィナーレ

そのあと「みかん撒き」があり、普通にみかんを観衆に向けて投げていた。

そして「抽選会」が開催され、何も当たらずに帰路に着く。

「ビンゴゲーム」や「じゃんけん大会アイコは負けよ」じゃなくてよかった。

と、いきなり目の前に鳥追いが通過。

片田舎の温泉地にある奇祭は牧歌的なものでした。。。

名称 赤倉温泉 お柴灯・鳥追いまつり
(あかくらおんせん おさいとう とりおいまつり)
URLhttp://akakura-spa.com/
開催地山形県最上郡最上町富澤817−1
「おくのほそ道 赤倉ゆけむり館」前駐車場
開催日1月12日(2019年)
開催時間18:00~開場 19:00~点火
駐車場あり
問合せ080-1660-4083(赤倉温泉観光協会)
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

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