SHA.LA.LA.台湾:暑すぎる季節にあえて行きたい、真夏の大冒険in台北
寒くなってきて、かといってコロナでイベントもないので暖かい台湾に行った時の記事でも書こうかな。
夏は暑すぎてオススメするか迷う、真夏の大冒険in台北をお送りする。
訪れたのはかなり昔の話です。
聖地巡礼をしたい
コロナが終わって一番行きたいところは台湾で、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)の映画を聖地巡礼したい。
・冬冬の夏休み(1984年)
・恋恋風塵(1987年)
・悲情城市(1989年)
などがオススメで、中でも悲情城市の影響で九份老街はいつ訪れても混雑している(今はコロナなので別)。
どれも80年代なので景観はかなり変わっているけど、九份は十分雰囲気を感じることができるだろう。
(すべて台北ではないけど)
台湾まで110km
沖縄の与那国島から西へ110㎞のところにあり、運が良ければ展望台から見えるらしい。たけし軍団時代のそのまんま東氏が石垣島から船で台湾に不法入国して日本に強制送還されたって本当かな?
ラジオ番組『ビートたけしのオールナイトニッポン』で、ビートたけしが“弟子を辞めさせようとする”コーナーを放送していく中で、石垣島のペンションを手伝ってほしいというハガキが番組に届き、東は1万円を片手にヒッチハイクで石垣まで向かうことになった。しかし到着するとハガキに書いてあった住所は存在せず、たけしに電話をすると「だろ?」と言われ、根性試しのために嘘をついていたことが判明。お金を使い果たした東はたけしにどう帰ればいいか相談すると「そこから台湾が見えるだろ? 密入国したらタダで強制送還される」とアドバイスされて実行したが、強制送還されたのは九州だった。
通貨表記
複数の表記があるのでややこしいけど、ほぼ同じ意味。
NT$ ⇒ ニュータイワンドル。NTD、NTとも表記する。
台湾ドル ⇒ NT$の日本語表記
台湾元 ⇒ 台湾ドルを元で表記したもの。通貨単位は圓で、圓を簡略化した漢字が元となる。
TWD ⇒ ISOの通貨コード。日本円でいうJPY。
※1元≒4円
仙台空港より出発
山形の内陸に住む人なら、最も近いのは仙台空港から約3時間15分で台湾桃園国際空港に向かう方法。
コロナがなければ毎日運航していて、エバー航空、ANA、タイガーエア台湾、ピーチアビエーション、ニュージーランド航空が発着している。オススメはピーチで、筆者が利用した時は往復で6万円前後だったと思う。
>仙台空港
桃園国際空港から台湾駅へ
桃園国際空港は台北市ではなく桃園市にあり、台北市まではあらゆる交通手段で向かうことが出来る。
MRTで35~50分(150元)
MRTとは日本の新幹線に近い高速列車・地下鉄・新交通システム。
タクシーで40分くらい(約1500元)
高速道路っぽい箇所を通るせいか、イマイチ面白くない。
バスで旅っぽく1時間(約125~150元)
バスは24時間運行しているバス会社もあり、所要時間は1時間前後と意外に早い。ゆっくり景色を堪能できるし、オススメの移動手段。
行きはバス、帰りはMRTとタクシー、とすべて利用することにした。
台北駅(台北車站)
駅近くのホテルを予約していたので、まずは駅に到着。駅近くにホテルがあれば移動が楽だと思ったけど、台北はタクシーがとにかく安いので、どこに泊っても一緒かと思うに至る。
しかし、ここからが大変だった。激安バックパッカー用ホテルを予約したのはいいが、場所がわからない。大きなホテルと違い路地裏だったりするので、迷いに迷った。結局、地元の小さな売店でドリンクを購入したついで、レジのおばちゃんに聞いたら日本語が少しできる常連のじいさんについて行けと言われ、「一人で来たの?」と聞かれながら案内してもらった。ありがたい。
HAPPY FAMILY 2
欧米バックパッカーが多いこのホテル、外観はこれだから夜中に見つけるのは困難だろう。
日本語は通じず、基本は英語になるがネイティブではないため日本人にとっては聞き取りやすい。
ホステル内では階ごとにシャワーとトイレが共同使用となる。
部屋は狭く、両手を広げると両壁に届きそうなほど。
クーラーが付いていて安心した。なかったら生きていけない。
ホテルの印象は旅の印象を決めるほど重要なので、旅行する際は十分考えて予約しよう。
交通事情
翌朝、何か音がすると思って窓を開けると通勤ラッシュだった。
原付バイクでの移動が大勢いて、面白いから見入ってしまう。
帰りの時間も同じように。
バイク用の路面標示がある。
バスやタクシーも多い。
街の中
独特の風情ある街を撮影してなかった。
駅前↓
孔子廟付近だったと思う↓
孔子廟
台湾全土に孔子廟はたくさんあり、台北孔子廟は最も美しいという。その時の写真だと思うけど忘れてしまって怪しい。
日本の寺院でいう線香のもっと巨大なものを購入して、火をつけて香炉に立てる。それを次々にいろんな人が購入して立てていくが、職員らしき人が立てた線香をすぐに回収して焼却炉に投げ続ける現実を見た。
中正紀念堂
とにかく広い。
中国国民党の蒋介石総統を記念して建てられた。
記念館1階は蔣介石関連の文物などが展示されている。
日傘差せばよかった。
TAIPEI101
2004年に世界一の超高層建築物として竣工した101階建てのビル。東芝エレベーター製のエレベーターは当時世界一速く、39秒で89階の展望台に到達する。エレベーターガールは非常に綺麗で、完全にハートを撃ち抜かれた。
曇ってたのはイマイチ。
国立故宮博物院
今回のメインイベント、世界四大博物館のひとつにやってきた。こちらも広すぎて疲れる。
内部の撮影は禁止だったので外観しか撮っていない。
印象的だった「清 翠玉白菜」は、美しすぎて翠玉白菜キーホルダー的な土産物を買うしかない。
独特のツートーンカラーとツヤの魅惑があり、白菜とキリギリスを彫刻するのはそれぞれ清廉潔白と子孫繁栄を象徴する。
翠玉巧彫の最高傑作とされる。
謎の食べ物
歩きすぎて疲れたのと暑いのとで、休憩しようと適当な店に入って適当に頼んでみた。
うどん、かき氷、小豆っぽいものが入っている、なんだこれは。
それより、スプーンでどうやって食べるんだ。
少しだけ注意
タクシーの運転手に「妹が経営している」という人目につかない謎のお茶屋に誘われ、土産用に凍頂烏龍茶を大量に購入してしまった。運転手につたない英語力を褒められたので、つい。そのあと売春宿に誘われたけど、さすがにやめといた。
台北市内で日本語が通じることはほとんどなく、どうにかして英語でがんばった。日本国内で英語を話すタクシー運転手はどのくらいいるだろうか。
おわりに
もっといろんな所に行って撮影したけど、下手クソすぎて見せられない。
綺麗な女性は多く、誰もが親切だった。
早くコロナが終わって、聖地巡礼したい。