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湯田川温泉ほたるまつり:広い田園から発生する2種の蛍

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

「湯田川温泉ほたるまつり」あるいは「湯田川温泉ほたるの里」と紹介されるこちらは、県内ホタルスポットの中で知名度は高い。

もしかしたら温泉街に近い御殿山付近を「ほたるまつり」、岩清水八幡宮近くを「ほたるの里」と呼称しているのかもしれないが、今回は温泉街南部の御殿山付近を訪れた。

詳細

名称湯田川温泉ほたるまつり
(ゆたがわおんせんほたるまつり)
見頃6月中旬~7月中旬
ホタル発生時間20:00~21:00頃
規模感☆☆☆大
料金無料
駐車場住民会・共同浴場駐車場
アクセス鶴岡駅から車で約20分
備考トイレなし(少し遠い公園のトイレあり)
所在地山形県鶴岡市湯田川

駐車場

湯田川温泉の入り口付近にある湯田川公園の道路向かい側、共同浴場駐車場を利用する。

そこからホタル発生場所まで5分強歩くことになる。

駐車場はそこしかないのに突然ホタル発生場所に車でやってきて、さらにそのまま駐車する、というとんでもない人は意外に多い。神経を疑う。

発生場所について

駐車場から温泉街を真っすぐ南に歩いて温泉街を過ぎた先、御殿山地区の田園地帯に沿う清流周辺に出現する。

途中でこんな看板を見つける事もあり、それほど迷うことはないだろう。

ここから写真の左方面へ200メートルほど歩くと急に住宅がなくなり、田園の緑1色になる。

駐車場から5分程度歩いだろうか、発生場所に到着する。

この地図でいう赤いポイント(発生場所)の西側の道路は坂道になっていて、田との間に落差がある。この辺りに細い清流があり、たくさん発生する。

田の東側の道路付近にもある程度発生するようだったが、その道路沿いから西向きに鑑賞する人が多かった。

旅館から歩いてやってくる人の多くは、車の通りが少ない東側に行っているのかもしれず、人も多い。

旅館ではホタル観賞ツアーを企画して連れていってくれるらしいので、宿泊者は聞いてみるといい。

今回は西側から見下ろすようにカメラをセットした。

鑑賞時期と種類

ゲンジボタルは6月上旬〜7月初旬、ヘイケボタルは6月下旬〜7月中旬に発生するらしい。

時期が少しカブっていて、6月下旬なら両方見られるのかと期待したものの、ゲンジボタルのみだった。

そういえばヘイケボタルって見たことがない。もしくは、光が弱いから気が付かなかったのかもしれない。

少しずつ発生

それほど大量に飛んでいるわけではないけど、撮影を続けて合成すればこの程度にはなる。

F2.8 SS20秒 ISO200 比較明合成

もしかしたらゲンジボタルとヘイケボタル両方見えているかもしれないぞ。

道路沿いにある街灯が非常によろしくないけど、これは仕方ないと思うしかないか。。。

いろんな人

とにかくいろんな人がやってきては消えていく。

車で蛍の目の前までやってくる家族

既述の通りで、ライトをもろにホタルに当てながらやってきて、目の前に駐車する。理解不能。親は子供を楽しませようと必死だけど、子供は帰りたがっている。

帰りたがる子供

親と子の温度差は激しい。子は暗いのが怖くて帰りたがる、または興味がなくて帰りたがる。親は蛍を見つけて悲鳴をあげて喜んでいる。

酔っぱらい

ジャイアン的に大声で歌いながらやってきた。こっちに向かってお前も歌えと叫んできて、振り返ったら付き添いの人が謝ってきた。酔っぱらいは引きずられながら帰っていった。

岩清水ホタルの里

湯田川温泉の北西には岩清水八幡宮があり、その付近にホタルが発生するという。

行き方は一旦345号線へ出て、小さな看板から山中へ向かう。

行こうかと思ったけど最近は県内で熊が出る情報は多いし、街灯がなくて暗すぎて怖いからやめた。

例年、ロウソクが立ったり少しは灯りがあるようなので、コロナが終わったら改めて訪れてみたい。

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