堂森善光寺の紫陽花:前田慶次が過ごした「万世のあじさい寺」

米沢の夏
あじさいが咲くと夏本番の様相となるので、ある種の覚悟をもって外出をしないとのぼせてしまう。
米沢の夏は暑い。
タオル片手に汗を拭きながら撮影を続けていると、ときどき我に返って自分は何をやっているのか疑問になることがある。
頭がボーッとしてきてフラフラしてきたら、途中コンビニに寄ってアイスをほおばるとシャキッと元に戻ったりするのだからわかりやすい。
子どもかよ。
さてさて、アジサイの撮影をするため、米沢の有名な「堂森善光寺」を訪れた。
撮影が好きで花を求めるのか、花が好きで撮影しているのか。多分前者かな。

堂森善光寺
二度の火災で記録を失い寺歴不詳とされているものの平安時代以前に開山されたと云われ、元は善光寺阿弥陀堂の 別当として建立され た真言宗豊山派の寺院である。
阿弥陀堂、本堂、鐘楼堂のほか前田慶次供養塔ほか建立されている。
振り返った姿の見返り阿弥陀尿来は珍しい。

前田慶次
撮影するものではなさそうだったのでカメラに収めていないが印象的なのは前田慶次供養塔で、前田ゆかりの寺院であることが伺える。
境内では前田慶次グッズが販売されていた。
歴史に詳しい人なら既知の事実と思うけど、前田慶次(利益)は戦への参戦を終えると米沢の堂森で悠々自適な生活をしていたという。
漫画やドラマで知る人は多いようで。
撮影忘れたけど境内には前田が利用した井戸も残されている。
万世のあじさい寺
参拝者を歓迎するかのように道路沿いに咲き並ぶアジサイ。

米沢市の万世町だから万世のあじさい寺なのだろうけど、別の意味の万世も含まれるんだろうか。
駐車場近くに入り口があり、仁王門が構えている。境内から撮影。竹がいい感じ。

本堂へ続く参道沿いに青・白・紫などの紫陽花が咲いていて、仁王門付近の影とその先の明るさとのコントラストが雰囲気を醸し出している。

このあたりが一番フォトジェニックかな。
今回はこれくらいにして別の「あじさい寺」に行ってみよう。
スポット名 | 堂森善光寺(どうもりぜんこうじ) |
URL | http://dzk.jp/ |
紫陽花の見頃 | 6月下旬~7月中旬 |
規模感 | ☆☆中 |
TEL | 0238-28-1638 |
駐車場 | あり |
阿弥陀堂参拝時間 | 9:00~16:00(17:00) |
アクセス | 米沢駅から車で約5分強 |
住所 | 山形県米沢市万世町堂森山下375 |