奥村そばや:そばやの名がつく蔵王のラーメン店は、なぜ人気店なのか
せんだみつおの事故隠し「千と千尋の神隠し」や「耳をすませば」を観た感動が冷めやらぬ中、カントリーロードを聞きながら蔵王の坂を駆け上がっていきます。
※天沢聖司は策士ではないと信じている
本格的な冬到来
スキーのシーズンになってきたので、スノーボードやスキーを抱えながら温泉街の坂道を上る人が増えました。屋根には雪が積もっていましたが、道路は綺麗に除雪されています。
最近よく見かける外国人観光客は蔵王温泉をどう感じるんだろうか?
「水着を着用しないでオンセン入るの?」とか思うんだろうか。蔵王で水着着用したら酸性が強すぎて次の日、ボロボロになってしまいます。
吉田屋さんのように英語で対応できる宿泊施設もあるので、安心して宿泊できるでしょう。
数少ないラーメン店
温泉街の坂道を上ると川から湯気がたち、雪が降る白さと交差して目の前が真っ白になったりしています。
その川沿いの交差点にラーメン屋さんがあったので「奥村そばや」に行くことにしました。
蔵王温泉はスキー場があり、旅館やホテルが多く建ち並びますが、単独の飲食店の印象が薄いかもしれません。純粋にラーメン店というのは意外に少ないように思います。
専用の駐車場はあるらしいですが、温泉に入るついでなので上湯前の共同駐車場に車をとめて歩いて下ると、わりとすぐ到着しました。
店名はそばやですが、ラーメンしかありません。これは山形では特に驚かない光景です。
リゾート価格ではなく、昔から安価でした。
メニューはシンプル
中華そば | 600円 |
中華大盛 | 700円 |
みそラーメン | 750円 |
辛みそラーメン | 800円 |
塩ラーメン | 750円 |
隣の席に座っている子連れ3人組台湾人(たぶん)は、みそや辛みそラーメンを注文して“ミソ・ミソ”と叫びながらパシャパシャ撮影し、おいしいと言っている。気がします。
その他は常連の人で、奥の座敷で盛り上がっていたり、いきなり厨房に入ってしまう常連すぎる人、肉だけ多めとか奇妙な頼み方をする人、お客なのに私に水を持ってきてくれる人がいました。
目の前で大盛の中華を食べる人はよく見ると麺がテンコ盛りで、迷わず普通盛にした次第です。
貧乏なので、中華そばを注文
といきたいところですが、すぐにはメニューを聞きに来ません。常連の人は入店してすぐ、厨房をのぞいて注文していました。
このシーズンでしかも昼時なので、かなり混雑していて、店内をのぞいては諦めて帰る人もあらわれるほど。
注文してから15分程度を経過したころ、ようやくいただきました。
昔ながらの中華で、鶏ガラのあっさりしたスープと中太ちぢれ麺のバランスがよく、チャーシューが非常においしかったです。
このような中華のチャーシューはパサパサしているときもありますが、それとは違ってとてもジューシーでした。
後から聞いたら人気店らしく、昼時によく座れたね、と言われるほどでした。
再訪して みそラーメン
前日に食べた「もやしラーメン」がまだお腹に残る中、今日は味噌味だからいいやと納得させる。
夏タイヤで蔵王温泉行っても平気でした。
お昼だったので味噌ラーメン。
頼んでないのに大盛り?と感じるボリューム。
昨日に続いてもやしが・・・#奥村そばや pic.twitter.com/33WZc9R8Wy— CLIP山形@武田編集長 (@clipyamagata) 2017年12月11日
塩ラーメン
塩ラーメンが美味しいお店は間違いない、という典型例の旨さ。
それと、変わらないボリュームの多さ。もうお腹いっぱい・・・
店名 | 奥村そばや(おくむらそばや) |
ジャンル | ラーメン |
TEL | 023-694-9307 |
営業時間 | 11:00~16:30 |
定休日 | 木曜日 |
駐車場 | あり |
予算 | ~999円 |
住所 | 山形県山形市蔵王温泉953 |