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赤芝峡の紅葉:全国屈指の渓谷と賞賛される見事な景観を見に訪れてみた

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

国道113号線を走ると山並に囲まれ、新潟との県境にある峡谷の景観は見事であった。

が、天気がイマイチの曇りになってしまい、また来年以降撮り直しかと思いつつ記事には残しておく。

詳細情報

名称:赤芝峡の紅葉(あかしばきょうのこうよう)
例年の見頃:10月中旬~11月上旬
規模感:☆☆☆大
料金:無料
駐車場:あり
アクセス:小国駅から車で10分弱
場所:山形県西置賜郡小国町小渡

アクセス

前述のとおり、国道113号線をひたすら走る。新潟との県境まで走り続けると小国町に入り、山が迫ってくるような迫力ある景観に遭遇する。

電車

米坂線小国駅で降り、そこから歩きかバスになる。1日6本程度と少ないので要チェック。

>JR時刻表

バス

小国駅近くの町立病院から町営バス南武線で赤芝峡まで、あるいはデマンドタクシー(乗合バス)足中線で病院から赤芝峡までとなる。

乗車は10分程度、100円と安いが1日4本程度と少ないので要チェック。

>町営バスについて

徒歩

小国駅からは4㎞程度あるので徒歩1時間以上覚悟しなければいけないだろう。また、歩道がろくにない箇所が長距離に及び危険を伴うのでオススメできない。

駐車場

赤芝峡第1駐車場、第2駐車場の2か所あり、駐車場といえるのか、停めていいのか、はじめは何だかよくわからなかったけど駐車場だというので停めさせてもらった。第1駐車場の方が利用しやすい上、景観も美しいのでオススメ。

ただし、新潟方面へ向かうより、逆方向でないと入りにくい。交通量が多いので注意。

第1駐車場付近より

第2駐車場付近より

見頃

県内平地では割と早い時期になり、10月中旬頃から見頃を迎える。2021年はやや遅く、10月下旬からとなった。

毎年訪れているが、天気に恵まれず失敗を続けていた。2021年に訪れたものの、曇ってしまっていた。一瞬、晴れたかなぁというタイミングで撮影したものの、やはりイマイチなので来年撮り直しかな。

撮影について

高い山に囲まれており、夕方になる前に太陽が山に隠れて日影になる。せいぜい昼過ぎくらいまで到着しないとタイミングを逃すことになる。

多くのカメラマンが訪れては消えていく。列車が来るタイミングで撮影したかったけど、本数が少ないため諦めた。

たまに警察がやってきて道路沿いのカメラマンを注意している。歩道がないほど狭く、交通量が多いので大変危険である。

赤芝峡について

磐梯朝日国立公園に属する新潟から続く荒川峡の中で随一の地形を誇り、全国でも指折りの渓谷と賞賛される。名称の由来は紅葉の季節になると真っ赤に色づくために「日本の赤壁」と呼称されたからだという。

国道113号沿いに流れる荒川は急流なため、それによって浸食されてできた渓谷(けいこく)というか峡谷(きょううこく)。

峡谷は渓谷より深い谷のことで、V字形を形成する谷の断面は両岸が険しい崖になっていて谷底平野を持たない。

最上峡も峡谷に分類されるものの、赤芝峡ほどのV字形をなさないので何というか・・・恐怖感が違ってのどかな感じがする。

赤芝峡の両岸は頁岩・凝灰岩などの白い岩肌で、澄んだ緑色の川と紅葉のコラボレーションが美しい。

ブナ、ヤマモミジ、イタヤカエデ、ヤマウルシ、カエデなどが自生していて遊歩道もある程度整備されている。

第1駐車場より東にある赤芝橋の上からV字渓谷とスノーシェッドを一望できるものの、何度も記載しているとおり危険を伴う。

さいごに

新緑の季節も綺麗なので、春にまた訪れてみよう。

ここまで来たら川入荘の温泉入って帰りますか。

川入荘

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