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町田商店 東根店:元気すぎる横浜家系ラーメンが東根市にやってきた

 
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第1回・第2回CLIP山形編集長選抜総選挙1位、JRRC日本ラーメンライス評議会会長、JUA日本鰻重協会会長、全国いが餅選手権大会代表理事会長。 自称フランス人

県内では珍しい家系ラーメンの新店舗ができたので、地場ではないけど美味しかったから紹介しようと思う。

基本情報

店名町田商店 東根店(まちだしょうてんひがしねてん)
ジャンル:ラーメン
電話:0237-48-7766
営業時間:11:00~24:00
定休日:年中無休
駐車場:あり
予算:~999円
所在地:山形県東根市さくらんぼ駅前2-13-6

場所

最近まで短命に終わった「いきなりステーキ」があったところの居抜きで、まなびあテラスの道路を挟んで西側向かいにある。

2020年6月にあかねヶ丘にオープンし、同年12月18日に東根にオープンした。

この短期間に何だろうと思ったら2018年に上場し、けっこうな勢いで店舗数を増やしていた。

オープン初日に訪れたら駐車スペースがないほど混んでいて、翌日も同じだったので、さらに数日してからようやく食べる事ができた。

家系について

70年代に横浜で生まれた豚骨醤油系のラーメン一群の総称。のれん分けしたりで〇〇家の店名が増えて行ったため、いつしか家系と呼称されるようになった。

スープは非常に濃厚で、麺は中太でモチッとしている。

上記のことから博多豚骨とはまるで違う。

店内

店員はたくさんいて、異様なテンションの中で案内される。とにかく元気すぎて耳が痛い。時には暗号が飛び交う。

かつてのいきなりステーキの内装とは様変わりで、座席も何もかも違っていた。

注文方法と食べ方

入り口にある券売機で購入後、席に案内されたら麺の硬さ、スープの濃さ、油の量を選択する。

テーブルに備え付けられたものが多く、きざみ玉ねぎ、ニンニクのおろし、豆板醤、きざみ生姜、ごま、こしょう、酢など。

美味しい組み合わせは各テーブルのパネルに書いてあり、後述する。

主なメニュー

MAXラーメン 950円(しょうゆ、塩)
ラーメン
 720円(しょうゆ)
塩ラーメン
 720円
味玉ラーメン
 820円(しょうゆ、塩)
ネギラーメン
 880円(しょうゆ、塩)
チャーシューメン
 970円(しょうゆ、塩)
つけ麺
 800円
特製つけ麺
 1050円
味噌ラーメン
 800円
特製炒飯セット
 1000円(しょうゆ、塩)
特製肉汁餃子セット
 1000円(しょうゆ、塩)
肉汁餃子
 360円
小ネギチャ丼
 280円
定番ライス 100円
特製唐揚げ 360円

ほか

※店舗によってメニューと価格が少し違うようだ。東根店には野菜ラーメンやネギチャーシューはなかった。

MAXラーメン(しょうゆ)

のり6枚、チャーシュー3枚、味玉1個、うずらの卵1個など豪勢な一杯。

麺バリ硬、スープバリ濃、油少なめにした。

食べ物というのは極端にしない方がいいものだ・・・スープが濃すぎて悶絶する。

博多豚骨のように細麺ではなく、中太麺だけど硬いのは美味しい。

町田商店の麺は3種類の小麦をブレンドし、低加水で仕上げたので小麦感が強い。かといってモッチリして弾力がある。

ラーメン

豚骨醤油の基本スタイル。味玉はオープン記念のトッピングでもらったので、味玉ラーメンと同じになった。

こちらでも十分ではないかと思うほどに感じるのはスープが濃厚だからかもしれない。味は普通でも少し辛めに感じる人もいるかも。

塩ラーメン

塩とんこつ。

麺硬めで、他ふつう。ふつうなのにスープは十分濃厚だった。

人によっては、よくばらずにこれ一杯で十分。

うずらの卵はデフォルトのようだ。

ネギラーメン

通常のラーメンにネギが乗った状態。味玉はトッピング。

何度も言うけどスープの濃さは普通なのに濃厚すぎるくらい。薄くていいかもしれない・・・

これでも食らえ的に大量のニンニク、しょうが、玉ねぎ、コショウ、酢を入れたら頭がクラクラした。

限度、というものがある。

チャーシューメン(しょうゆ)

味玉はトッピングで。

何度も来ているので注文に慣れてきて、好みというのがわかってくる。

最低、4回は通いましょう。

チャーシューメン(塩)

味玉はトッピング。

見た目はしょうゆと変わらない。

麺カタめ、味薄め、油多めにしてみた。

油多めというのはこういう感じなのかぁと感じながら食べる。普通、または少なくていいかも。

しょうゆも塩もニンニクがよく合うのは素晴らしいのだ!

つけ麺

トッピング味玉付き。チャーシューと海苔はデフォルト、さらにスープの中にメンマ、きざみチャーシューが潜んでいる。

ラーメンのように麺の硬さや味の濃さを選ぶのではなく、あつ盛り(温)orひや盛り(冷)を聞かれる。

冷たい麺はいわゆるつけ麺のイメージどおりで、食べていると後半はスープが冷めてくる。これも含めてつけ麺。

温かい麺は本当に熱い。スープも熱いのでヤケドに注意。これが意外においしくて、オススメはあつ盛り。

さらに、他のラーメンと違って全粒粉の太麺になっている。

スープは節系魚介の香りがして、食べてみると豚骨醤油が追ってくる。で、ほんのり柚子のような香りがするのは気のせいだろうか。

玉ねぎを大量にブッ込んで食べ終わると、一大イベントが終了したような寂しさがあった。

特製つけ麺

通常のつけ麺に、チャーシュー、野菜、海苔が追加されている。

やはり麺は熱い方がいい。

ボリュームがあって食べごたえあり。

味噌ラーメン

味玉はトッピングで。

家系でまさかの味噌ラーメン。頻繁に通うと、たまにはこういうのもあり。

特製炒飯セット

通常のラーメンにチャーハンがついてくるセットメニュー。

半チャーハンらしいけど、まともに一杯分くらいある気がする。。。

単品のチャーハンは460円、半チャーハンは360円。

肉汁餃子

ザ・ギョーザ。

小ネギチャ丼

ご飯の上に刻みチャーシュー、シナチク、海苔、うずらの卵がある。

といっても、ネギのパンチ力が強すぎて、ほぼネギ丼の印象だった。ニンニクぶっかけて悶絶しよう。

定番ライス

家系にライスはもはや定番なのだろう。

ラーメンを食べ終わり、スープにニンニク、コショウ、酢を入れて、好みで生姜を入れた後ライスを追撃するのがいい。

定番ライスは100円、ライス大は150円。

おすすめ注文方法・食べ方

おすすめは普通のラーメン(しょうゆ)+ライス

麺は豚骨なので硬めがよくあう。味(スープの濃さ)は普通で注文しても濃く感じるので薄めでいい。油は普通か少なくていいだろう。

 硬め(バリ硬)
 薄め
 少なめ

前半

普通に食べる。濃厚さにひれ伏し、カタめの麺を堪能する。ウズラの卵と海苔は食べない。

中盤

うずらの卵、海苔と麺を同時に口に入れ、ライスと交互に食べる。

後半

ラーメンにコショウと酢を入れて味変する。ライスにはゴマとコショウをかけ、好みで豆板醤を入れる人もいるが、他の味がしなくなるので入れすぎ注意、あるいは入れなくていい。

終盤

残り少なくなり、スープに備え付けの刻み玉ねぎを投入する。辛味を感じながら、ライスをスープに入れてもよし。

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